弥生三月でも、膝の痛みは癒えず。なれど、いつまでも痛い痛いと言っていられない。
一ヶ月ぶりに、ストレッチ、スクワット、腕立て腹筋・・「痛って~!無理!」
なまり切った身体で見上げる、鉛色の今朝の空。
この時季に浮かぶメロディー 伊勢正三の「冬の地下鉄」。
96年リリースのアルバム「時のしずく」の二曲目に収録されています。
このアルバムは名盤です。どの曲もクゥオリティが高いし、カッコいいんだ。
96年と記して、改めてビックリ。二十年が過ぎた・・。
収録された12曲は、一曲ずつ順番に、二月から始まる一年12箇月と対応している。
「冬の地下鉄」は二曲目、三月の歌曲。
ソロになった彼をこのアルバムで初めて聴いた。違和感があった。甘ったる~・・
冬の地下鉄のエンディング、♪♪ 都会の朝の階段 駈け昇れば もう春の香り・・
階段を登りきる、視界が開く。春の光・・、地下と地上のコントラスト。
正やんの感性、すごい。(⇒冬の地下鉄)
都会じゃねーし、地下鉄ねーし、この階段を駈け昇ったって、外は真冬だぜ。
でも、今、この膝に感ずる痛み・・いや、疼きは、春の疼きかもよ。