単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

二ヶ月ぶり

2017-09-01 | ちょこっと旅・温泉

 

暑い夏が急に影を潜めて、いきなり、秋が来た・・って、感じ。

とても、涼やかで、クリアな海風。

 


 

タイヤ交換を終えたバイクを、昨日引き取りに行って、早速、本日、試運転。

二ヶ月ぶりに風を感じて、「やっぱり、夏は乗るもんじゃない。」と、確信した。

 


 

行き先は決めていないけど、せいぜい、二時間圏内かな。R7を北上。

家を出て一時間。秋田との県境、当時、有耶無耶の関があったという「三崎峠」。

酒田を出た芭蕉は、象潟への期待を膨らませ、悪天候の中、難所を越えた・・と記してある。

 


 

本荘からR107で雄物川を越え、横手の市街が目前、広大な平鹿平野。

最高のコンディションに気持ちが高揚し、いつもの道だけど、ついつい、ここまで来た。

 


 

もう、この先は、自分でも呆れてしまうけど、「湯田」しかない。

サイモン&ガーファンクル ♪♪ Homeward Bound が、聴こえてくる。

 


 

沿道に広がるソバ畑の中に、うごめく人影。三脚を構える撮影班?

様子からして、プロだね。町から観光パンフでも依頼された業者かな。

 


 

秋田との県境、巣郷温泉の日帰り施設「福寿草」の駐車場に立つ、「秀衡街道」の案内看板。

湯田ダム右岸の山中の古道。当地の金山で採掘された金を「平泉」へ運んだ道・・とある。 

 


 

平和街道・・本来は、「ひらわ」と読むらしい。

秋田県鹿と岩手県賀を結ぶ街道。古の秀衡街道であり、現国道107号と重なるんだとか。

当地に縁もゆかりもないボクだけど、一度は歩いてみたい「秀衡街道」。でも、クマが出そう。

 


 

一年振りの「ほっと・ゆだ」でしたが・・、「おやっ??」

楽しみにしていた香りが・・しない、もっと熱かったはず・・、湯が赤く濁ってる。

受付のおばさんに訊いたら、「大雨のせいかな・・。天然の湯だから、毎日、変わるのよ。 

 


 

道の駅「さんない」の立ち食いソバが、二度ほど、「アレ?!」が続いてるし・・。

今日は奮発して、ゆだ駅前の夢プラザで、西和賀名産の十割そば。大盛りです。

店内には、仕事で訪れた都会風の男性達、ハイソな家族連れ・・。ふーん、なかなかじゃん。

 


 

錦秋湖畔に建つ「銀河ホール」。旗には、「演劇のまち」。

今、騒動になっている、どっかの町の新文化会館を思わせる、銀色の外壁だ。

 


 

ここに来て、素通りはできない。義理にでも、挨拶しておかないと。

満水時には水没していた湖畔の小さな広場が、顔を出していた。

 


 

出掛けは、ゆっくりと落ち着いて走っていたのに、後半、お行儀の悪さが出た。

大事に至ったら、元も子も失う。もう、いい年なんだから・・。

と、反省しつつ、あっという間に過ぎ去る秋の風を、どんどん、楽しむぞー。