単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

アラ還OB組 in 潟上(1/3)寒風山

2017-09-09 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

秋田港の一画に建つ、「ポートタワー・セリオン」。

道の駅「あきた港」のシンボル は、強化ガラスで被われた高さ143mの塔。

 


 

もう、ブームは去った・・と思いつつ立ち寄ってみた。なかなか、しぶとい人気。

NHKドキュメント72時間 「 真冬の自販機」の映像は、とても強烈でとても温かかった。

 


 

放送後、商店は店じまい。自販機だけがここに引き取られ、営業を続けている。

初めて食べた。取り出した時、「味、薄そう・・・」と思ったけど、旨い!!

優しい味だ。品の良い甘さ。価値ある250円。「さんない」を越えた一番のそば。

 


 

ヤスに伝えた午後二時までには、まだ二時間ほどある。

せっかくの機会、どうしても行ってみたい念願の場所がある。

 


 

男鹿半島本山の東側に、緩やかな稜線を引く「寒風山」。

学生時代に読んだ「八郎潟干拓」には、男鹿半島の厳しい自然の象徴のように書かれていた。

 


 

標高355mの頂上まで、緩やかなワインディング・ロードが続く。

頂上に着くまでもなく、そこから望む360度の絶景は想像に難くない。

 


 

山頂手前に駐車場があり、頂上へは更に徒歩五分の階段が続く。

ここからでも十分景観は楽しめるけど、眺望「世界三景」に魅かれ階段を登る。

 


 

眼下に、可愛いお山・・と思ったら、滑落したかのような窪みは、なんと火口。

寒風山は火山だった。標高400mに満たない穏やかな山容からは想像できなかった。

 


 

ススキの穂に飛び交うトンボの群れ。山頂に吹く風はすっかり秋風。

南東の方向、円弧状に続く海岸線の先は、さっき蕎麦を食った秋田港。

 


 

南西の方向、海沿いの街並みは男鹿市。

更に、海沿いをぐるっと進めば、くさびのように突き出た「入道崎」に至る。

 


 

入道崎から続く北東の海岸線は北浦。

 


 

出た! 入道・・、いや、なまはげ・・、「このハゲー!! 違うだろー!!」

 


 

「昔、スキー場があった。」って、ヤスが言っていたけど、ここの斜面かな?

 


 

期待を裏切らない、それ以上の「絶景」に大満足。

真冬でも来れるのかどうか分からないけど、四季折々、楽しめそうなところだ。

そろそろ、時間だ。下りよう。コン先輩とキクちゃんは、どの辺まで来てるんだろ。