単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

白馬の尻尾

2018-09-11 | 暮らし・ジョギング

 

尻尾を跳ね上げて、天空を疾走する白馬が見えた。

尻尾のおかげで、久しぶりに気持ちがすっきりした。妙にウキウキしてきたぞ。

 


 

フランクプールセル楽団の「 空と海と太陽と」を口ずさみながら歩いた。

AMラジオからラジカセに録音し、音質の悪さなんて気にせず、何度も聴いたっけなあ・・。

 


 

こんな気分の時、対になって浮かぶのが、ペギー葉山の「雲よ風よ空よ」なんだ。

少しばかり落ち込んでいる時、今朝のような空に出会うと、必ずこの二曲が浮かんでくる。

なのに、レコードまでは買わなかった。もっと欲しいレコードがたくさんあったからね。

 


 

白馬の尻尾のおかげで、やる気になった。

三カ月ほどカバーを掛けたままにしていた。猛暑の時季は、冬同様オフなんだ。

 


 

何も考えず、一本一本サビ落としに集中。そのあとグリースを塗り付けた。

放っておかれても、文句ひとつ言わずじっとしていたこいつが、少しだけ愛しく感じた。

おいおい、妙におセンチじゃないか。あの尻尾のせいだな。

 


 

途中、一度目を醒ましたけど、結局、渾身のキック30回目でやっと起きた。

ほんの数分だったけど、近所の路地をボクの愛馬もうれしそうに走ってくれた。

早く「姫」にも会いたい。引率係のヤス君&オサムちゃん、もう少し待って。