どーーん!と、鳥海山。
もたもたしているうちに時間は過ぎて、もう遠くには行けないし・・・
「今年は小さな歴史資料館を訪ねよう」を思い出した。
Yahoo地図で「資料館」を検索、象潟郷土資料館なら今からでも行ける。
着いたのは10時半。来訪者はボクだけのようだ。
入館料150円を支払おうとしたら、スタンプラリーのキャンペーン中とかで、タダ!
ここから先は撮影NG。以下の画像は、パンフレットやHPで公開済みのもの。
ざっくり言えば、奥の細道に関するものが多かった。
企画展として地元出身の版画家池田修三氏の作品も多数展示されていました。
鑑賞眼に乏しいボクですが、版画とは思えない色彩と線描の繊細さには驚きました。
ここでも芭蕉を追って旅した正岡子規の足跡を知ることができました。
秋高う 象潟晴れて 鶴一羽
子規が大曲の旅館から親友夏目漱石に送ったハガキに添えた一句の解説に少し興奮した。
旅をする正岡子規の姿がシルエットのように浮かんできた。
帰り道、芭蕉が苦労して越えたという三崎峠にバイクを止めた。
やっぱり、そんな気分になるよねえ。
芭蕉然り、子規然り、究極の旅人って、俳人の心を持って旅する人のことかなあ。
句を詠んだり、ペン画に仕上げたり・・凡人程度でいい。ボクにその才があったらなあ。
子規は芭蕉を追いながら、この陸奥をどんなふうに旅をしたんでしょう。
あとを追ってみたいなあ・・・
はて知らずの記・・・かあ。
ボクの手に入るんだろうか。