ボクが好きな音楽を聴くのは、朝の4時半頃から一時間ほどの時間帯だ。
去年の暮れから入れたままのCDは、ジョン・コルトレーン。 今朝も聴いていた。
「アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォー・ミー I see your face before me 」
「セッティン・ザ・ピース」の収録曲の中にこの曲名を見つけ、購入しことを覚えている。
今でも聴くとグッとくるこの曲との出会いは、ボクが高校生のまだまだ初々しかった頃。
この曲を初めてボクに聴かせてくれたのは、ジョン・ウォーカー。
ウォーカー・ブラザーズ解散後、二枚目のソロ・アルバムに収録されていた。
後にも先にもファンクラブなるものに入会したのは、その時の彼の小さなファンクラブだけ。
1969年リリースの「THIS IS JOHN WALKER」、日本での発売はその翌年。
渋いハスキー・ボイスが、ボクには初めてのジャズの名曲を教えてくれた。
聴くたびに今でも思う。どうしてみんなもっと彼を聴いてくれなかったんだろうって。
彼の I see your face before me を聴いてほしい。
I see your face before me Crowding my every dream で始まり、
I can't erase your beautiful face before me と終えるラブ・バラード。
ジョン・コルトレーンの演奏にジョン・ウォーカーの歌声が重なる・・・、いいねえ。
元日の早朝から続いた除雪作業から、6日目にして解放された。
二三日後には、爆弾低気圧が来て、そのあと、また強烈寒波が来るらしい。
春が来たら、また、みんなに会える・・・そう信じて、冬を生きよう。