宮城県栗原市一迫(旧一迫町)の大きな木造水車。
しばらくぶりに見たけど、灌漑に役立っているようには見えないんだよね。
景観美だけの観光用かなあ・・・知らんけど。
国道4号沿いにあるコンビニ併設のパーキングエリアで小休止。
いつもここでコン先輩の好きなキンキンに冷えた黒ラベル缶を調達するんだ。
国道4号を北上、ほどなく本日二つ目の県境を越え、岩手県一関市へ。
道々、もうこのルートはボクの日常に溶け込んでいるなあと思いながら走ってきた。
ありがたい縁が繋いでくれる道なんだよなあ・・・なんて思ったりしてさあ。
勝手知ったる・・・と言っちゃうと先輩に怒られるけど、着くとホッとするよ。
陽を浴びた素敵なガーデンがニコニコしながら手招きしているようだぜ。
ならばと、庭から入りかけたけど、それは失礼でしょう。玄関にまわり、来たよー!
先輩と対座して大きく息をついて、また来ましたあ・・・と挨拶をした。
リビング越しに見る庭の佇まいは、明日からカフェの営業ができるほど品よく仕上がってる。
美味しい珈琲をいただきながら、体調のことから始まるいつものジジババ・トークが続く。
「何食べる?なんでもあるよ」と言ってもらったけど、いつもの蕎麦で・・・・
これ、いつもの蕎麦じゃない・・・うめーなあ! 乾麺?と聞いたら、生だって。
カツオもうめーーなあ! 一杯やりたいところだぜ。
気になっているんだけど、栗駒山はさあ、ボクだけが登りたがっているのかなあ・・・
キクちゃんは微妙な表情で、「行けるとこまで行くよ。ダメな時でも一人で戻れるから」
そうはいかないさあ・・・、みんな忙しそうだし、それぞれ事情ってものがあるしね。
仲間たちとの思い出話をしているうち、キクちゃんが何か違和感を覚えたみたい・・・
Oka ・・・おめえ、何ぼだあ? ニッパチ生まれでキクちゃんと一緒じゃん。
いっこ下だと思ってたじゃあ。 えっ? 今さらかよ。
実は、OB会名簿も、いっこ下のヤスたちと同じになっているんだよ。
卒業年を問われて、年度で回答するところを年次で回答したからだと思うんだよね。
でもさ、先輩の奥様だもの、ボク等にとってはキクちゃんは姉御さんだと思っていたよ。
いつまでも年下の男の子でボクは構わないよ、アイツのように可愛くはねえけどさ。
先輩んちを辞す前に、キクちゃんとセプターを撫でに「丘」に向かった。
今度はしっかり場所を覚えたから、またふらっと来てみますよ。