単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

2021秋(1/4) 真柴まで

2021-10-24 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

覚悟はしていたけど、自宅を出て早々に降り始めた。

今季最後のツーリングだし、多少の雨は覚悟の上だ。

今朝観た今日の一時間天気には傘マークはなかったのになあ・・・

 


 

最上川を遡るように走る国道47号を東進して、新庄市本合海あたり。

最上川峡を過ぎると、低く垂れこめていた濃い霧はなくなりましたが、雨は続いています。

結局、雨具を着るタイミングを逸してしまい、股間辺りに雨が浸みているぜ。

 


 

二時間走り続けて鳴子に入り、やっと青空を見ることが出来ました。

正直、停まって紅葉を愛でる気持ちになれないほど、心折れています。

 


 

この時季の鳴子峡のいつもの光景です。

駐車場は、ほぼほぼ満車状態。

 


 

橋からのこの景色、これまで何度も撮ったけど、今日も撮る。

 


 

時間があれば渓谷に下りて散策したいところだけど、本日も素通り。

紅葉も終盤なのか、今一つかなあ・・・

 


 

今も心に残る紅葉といえば、「栗駒焼石ほっとライン」で観た錦秋の山々。

あまりの自然の美しさに圧倒され、腹の底からうめき声のようなものが出てきたっけなあ。

 


 

今越えてきたばかりの奥羽の山々が、太平洋側季候と日本海側季候を分ける。

この時季の空の色の違いが、それぞれを象徴する。

これを「表日本」と「裏日本」と呼んで学校で教えていたんだから、ひどい話だよなあ。

 


 

鳴子から一迫、築館を通り、国道4号に出る。

岩手との県境を目前にして、刈り取られた田んぼの向こうに白い栗駒山が見えてきた。

コロナの蔓延がなかったら、栗駒山登山の思い出話が出来たはずなのになあ。

 


 

走り始めて三時間半、「真柴」に着いたぜえ!

極々ありふれた道の風景だけど、いろんな思いが浮かんでくる景色なんですよ。

でも、今は一刻も早く、濡れたパンツと靴下を脱ぎ棄てたい衝動に駆られている。



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