新へそ曲がりおじさんの花便り(旧へそ曲がりおじさんの、へそ曲がりなオカヤドカリ飼育法)        

わけあってリニューアルオープンします。オカヤドカリの飼育はやめたので、花便りがメインになります。

ナルコユリとアマドコロ

2021-04-21 18:51:21 | 山野草

 

何時の間にかナルコユリが咲いていました。

 

 

これは斑入りのアマドコロです。

ナルコユリと間違えられることもあるが、ナルコユリは茎が丸く、アマドコロは茎が角ばっています。

地下茎もアマドコロの方がはるかに太くなるが。

 

 

これは「黄花ホウチャクソウ」です。

 

そして・・・・。

 

 

これは「カタクリ」の種です。

1年のうちで2カ月くらいしか地上に姿を見せず、これらもすでに葉は枯れています。

本当はもう少し置いておきたかったが、葉が枯れたので取りました。

で、この種をどうするか。

数日中には種鞘が割れて種が採れるが、その種を蒔いても8年待たないと花は咲きません。

それも、順調に育てばの話です。

 

8年後・・・・。

私は87になっているが、それまで元気でいられるのか。

が・・・・。

それを気にすると何もできなくなるので、できるだけ考えないようにはしているので。

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性転換する花

2021-04-21 03:43:34 | 山野草

 

これは雪餅草の雄花です。

 

 

青く見える粒々は花粉が詰まっています。

 

 

こちらは雌花です。

雪餅草は元気よく育つと雌花になり、育ちが悪いと雄花になるという奇妙(性転換)な性質を持ちます。

そのため、花粉を運ぶ虫がいれば種もできるが、その虫はこの辺りにはいないようで、人工授粉をしないと種はできません。

 

そこで・・・・。

 

 

雌花が2つあるので、雄花を2つに切り分けました。

 

 

そして、それを雌花の中に。

去年もやろうと思っていたが、雄花と雌花の開花時期が合わず、種はできなかった。

今年も少し時期がずれ気味で、受粉できるかどうか微妙な感じも。

 

 

こちらは同じ仲間の「オオハンゲ」です。

こちらは雌雄両性花です。

 

 

チョットわかりにくいと思うが、下の粒々が種の元で、上部に花粉があります。

そのため、オオハンゲは放っておいても種ができます。

そして、その種で雑草並みに生えまくるのです。

 

 

これはオオハンゲの塊根です。

カラーの塊根と同じだが、オオハンゲは耐寒性があるので、簡単に冬を越します。

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