これは雪餅草の雄花です。
青く見える粒々は花粉が詰まっています。
こちらは雌花です。
雪餅草は元気よく育つと雌花になり、育ちが悪いと雄花になるという奇妙(性転換)な性質を持ちます。
そのため、花粉を運ぶ虫がいれば種もできるが、その虫はこの辺りにはいないようで、人工授粉をしないと種はできません。
そこで・・・・。
雌花が2つあるので、雄花を2つに切り分けました。
そして、それを雌花の中に。
去年もやろうと思っていたが、雄花と雌花の開花時期が合わず、種はできなかった。
今年も少し時期がずれ気味で、受粉できるかどうか微妙な感じも。
こちらは同じ仲間の「オオハンゲ」です。
こちらは雌雄両性花です。
チョットわかりにくいと思うが、下の粒々が種の元で、上部に花粉があります。
そのため、オオハンゲは放っておいても種ができます。
そして、その種で雑草並みに生えまくるのです。
これはオオハンゲの塊根です。
カラーの塊根と同じだが、オオハンゲは耐寒性があるので、簡単に冬を越します。
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