てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

楽しき哉ギター人生

2007-09-25 18:18:26 | ホビー
 クラシックギターを手にして、初級者なら誰しも弾きこなしたいと憧れる名曲が「禁じられた遊び」なら、中級者の仕上げはやはり「アルハンブラの思い出」である。
 NHK教育テレビ・趣味悠々の「今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を」(8月15日・22日放送分)の録画を教本にして、遅ればせながら目下「アルハンブラの思い出」の練習に励んでいる。

 全編を通じて絶え間なく続く、流れるような「トレモロ奏法」が誠に綺麗な、ギターの名曲中の名曲である。それもそのはず、『このトレモロは、アラビア建築の粋が凝らされたアルハンブラ宮殿のいたるところにしつらえられた噴水や泉の、絶え間ないせせらぎの音を表現している大切なモチーフです』(「今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を」テキストより)とある。

 右手による細かいトレモロは、初めて取り組む奏法なので、「メロディを、どの音も一定の音量で音の粒を揃えて弾く」ことがなかなか難しい。左手の伴奏も運指に慣れるまで時間がかかりそうだ。「禁じられた遊び」のアルペジオ奏法と違った難しさがある。
 次なる課題曲「鉄道員」が控えているので、一日も早く「アルハンブラの思い出」をマスターしたいと念じている。

 学生時代に、ほんのさわりだけで投げ出してしまったギターだが、リタイアを機に再び挑戦している。これからも「音楽」というからには、存分に楽しみながら悠々とギターを弾いていきたい。
 嗚呼、楽しき哉ギター人生。
コメント (8)
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