てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

涼風(すすかぜ)

2007-09-06 14:00:11 | 暮らしと生活
 日中は厳しい残暑があるものの、日暮れが少しだけ早く感じられ、朝晩は秋を感じるようになった。 折りしも涼風(すすかぜ)を感じさせる話に出くわした。


 6日付のこんちゃんのブログで「幸せです ありがとう! 」と題して、息子さんの昨夜の善行を書いておられる。「友人を車で送る途中ネコを轢き、穴を掘って埋めてきた」そして同乗の友人は改めて「後で線香をあげておくといった」というもの。


 小生も似たような光景に出くわしたことがある。平成2年6月10日の日曜日のこと、国道をマイカーで走行中、反対車線路上に輪禍にに遭ったばかりと思しき猫が横たわっていた。思わず目を背けようとした瞬間、初老の紳士がタクシーから降り、小走りに駆け寄った。少しのためらいもなく両手で優しく抱え上げ、傍らの空き地の草の上にそっと横たえると、合掌の後、待たせたタクシーで立ち去った。

 よくあちこちで動物の無残なむくろを見かけるが、小生など「可愛そうに」とは思っても、直視に耐えず避けて通るのが精一杯である。それをわざわざ車を止め、素手で葬られたのである。咄嗟に医者か、あるいは神仏に仕える御仁かと思いを巡らした。

 いずれにせよ動物好きで、心の優しい、慈悲に満ちたお方に違いない。暗いニュースが多い中、心洗われる思いに、独りで黙っておれず山陽新聞の読者投稿欄へ寄稿し、13日付で掲載となった。


 こんちゃんの話には前段がある。先日の講演会で「幸せ」について良いことを聞いてこられたようで、その一つに「幸せです ありがとう!!って毎朝大きな声で5回言う」こと。冒頭の息子さん達の善行に対して、「(ネコの惨禍は天命と思い直し)幸せです ありがとう!」と言葉が出たそうだ。
コメント (10)
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