てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

老いるショック

2005-12-17 21:33:50 | 暮らしと生活
 近く始まる下水工事に伴う岡山市の説明会が、本日午後6時から公会堂であった。カレンダーに書き留めていたにもかかわらず、私も家内もすっかり失念しており、そのことに気付いたのが午後9時前で、時既に遅し。

 最近、とみに物忘れがひどかったり、モノの名前が出てこなかったりでどっきり、がっくりすることが多い。
 先日、山陽新聞夕刊のコラム「一日一題」に中国電力岡山支社長・小野雅樹氏が書いておられたのだが、
 『こうしたガックリ状態を「老いるショック」と言い、「三度来る」のだそうである。また、それを乗り切る「備え」が必要だという。
 白髪や老眼が気になりだす第一次ショック、生活習慣病に悩む第二次ショック、目の手術や補聴器が必要になる第三次ショックと続く。
 ……その「備え」とは、「経済(お金)」「健康」「気の張り」の「三つのK」。……』

 今日のことは、町内会の世話人に電話でお詫びをした上で、会議内容を確認して事なきを得たものの、こちらの不注意で周りにとんだ迷惑をかけてしまったと反省した。
 同時に家内と顔を見合わせて「お互いにもうちょっとしっかりせんといけんな」と、上記の教えにある通り「気を緩めないよう」戒めた。
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どうにかならぬか!

2005-12-16 09:07:43 | 暮らしと生活
 電気カミソリはブラ○ン製を愛用しているが、苦言をひとこと。
 長年使っていると消耗部品の交換の必要が生じる。このところ髭剃り時に、肌荒れをおこしヒリヒリする。掃除時によく見ると刃と接するカバーが、摩擦で部分的に破れているではないか。
 早速に最寄の家電店で部品を求めたが、純正刃カバーが3,210円もした。しかも更に『刃とカバーを同時交換すると効率がよい…』と、販売促進?の注意書きまである。消耗品だから交換は仕方のないことだが、せめてカバーごとでなくて網の部分だけの最小限の交換で済むような仕組みにして、少しでもコストを下げられないものか。このたびのケースでは、消費者からの容認価格はせめて500円までだ。

 似たような事例は枚挙にいとまがない。下手に部品を交換して修理するよりは、新品購入した方が安くつくことは往々にしてあることだ。
 製造ラインからすれば、丸ごと作った方が手っ取り早くて、売上にも貢献するのかも知れないが、「消費は美徳」という使い捨てはかつての話。今はリサイクルがもてはやされる時代だ。いかに無駄を省き、限りある資源の有効活用は企業の使命だと思うのだが…。

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終の住み処

2005-12-15 20:29:22 | 暮らしと生活
 特別養護老人ホーム幸輝園より母親の入園許可の吉報が入った。現在、中期ステイでお世話になっている恵風苑が長期に亘るため、他の老人ホームへの転院を促されていた。やむを得ず16年4月に幸輝園に申し込みをしていたものの、順番待ちが150人ほどいたので諦めかけていたところ。
 今の恵風苑は親身で行き届いたお世話をしていただき、本人も喜んでいたので心残りだろう。明日は恵風苑でクリスマス会があるが、図らずもお別れの会になる。

 19日(月曜日)に入所する幸輝園は5年ほど前に出来た新しい施設で、部屋はまるでホテルと見まがうほど。自立支援を介護の基本精神として、家族の希望を聞きながら介護計画に反映実施している。また寝食分離の原則で、日中は離床させ、寝たきりの防止に努めている。充実した介護と最新の設備で、これなら安心だ。
 奇しくも101歳になる隣のおばあさんも同園のお世話になっている。わが家から約1㎞の近さで、毎日でものぞける。終の住み処としてふさわしい。
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クラシックとジャズ

2005-12-14 07:49:38 | 舞台、ライブ
 松永貴志のプロデュースによるクラシックとジャズのコラボレーションがあった。若き天才ピアニスト松永貴志は1月27日で20歳になり、生誕250年を迎えるモーツアルトと誕生日が同じ。「ただ誕生日が一緒というだけで、歳の差は230歳」と自己紹介して会場を沸かせる。
 第1部で6曲、続く第2部で7曲の披露があった。内2曲は本公演のために書き下ろした松永のオリジナル曲。惜しむらくは私にはあまり馴染みの曲はなくて、ケイコ・リーの歌う「STAND BY ME」とテレマン室内管弦楽団による「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」くらいだった。
 クラッシクの重厚さと、ジャズの真骨頂「スイング&アドリブ」を十分堪能したステージだった。


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温故知新

2005-12-13 19:46:29 | 暮らしと生活
 私が管理する、なかいサイトに「温故知新」と題するコーナーがある。町内に住む大先輩から昔の思い出話などを聞き、そこから新しい知識や見解をひらいて後進に伝えるのが趣旨だ。

 今年の2月頃、隣のO.S.さん(94歳)を取材に訪ねた。突然の訪問でもあり、しりごみされてその場でお話をうかがえず、後日に回した。
 ところがほどなく体調を崩して救急車で入院された。治療の甲斐もなくとうとう不帰の客となった。あれほどお元気だったのに…。高齢者や病人にとっては1日、1カ月のことが言えない。ひとたび床に就いたが最期のケースもよくある。

 あの時に何とかしてお話を伺っておくんだったと悔やまれてならない。昔のことを究め、また古きを復習することで、気付く新発見はよくあること。過去の事実とともに現実の事象を認識することの多い昨今だが、尊い生き字引がまたひとり亡くなった。
 ご冥福をお祈りします。

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