USA モーテル 事情

2009-03-15 17:59:20 | 海外旅行


 USAを車で旅する時、モーテルはとても一般的な宿です。 日本でイメージするモーテルのピンクっぽさは皆無です。道路から宿への車の進入口に目隠しカーテン様の物がぶら下がってる事もありません。 建物は平屋あるいは二階建てが多いですが、3階建て以上の物も中にはありました。 いずれも、客室の数の車が駐車出来るスペースが建物の周辺に設けられています。 それも、各部屋の直前に車を駐車出来る配置の場合が大半のように見受けられました。



 モーテルは全国展開する幾つものチェーン店があり、値段も様々ですが、一般的にはHOTELより安いイメージがあります。 エコノミーな宿はツインベッドの部屋が60-80$程度で泊まれます。 割引クーポン券(後述)を利用すると50$以下で泊まれてしまう場合もありました。 部屋はシングル、ダブル、ツインベッド等の部屋がありますが、値段は部屋で幾らです。 日本の旅館のようにお一人様幾らではありません。 ツインベッドの部屋に3人泊まりたい場合、追加ベッド(Roll Away Bed:移動車輪付き、折りたたみベッド)を頼む方法があります。 この場合は10-15$程度の追加料金をとられる場合がありました。





 <モーテルは何処にあるのか>

州間高速道路(インターステート・ハイウエイ)の主要なジャンクション、あるいは近隣の街に向かう出入り口周辺には、宿がかならず有ると思って間違いありません、それも密集してあります。 もちろん街中にもあります。 殆んどの場合、宿のそばには走っている車からも目立つように高いポールの上に宿の名前を掲げた看板を出しています。 





 < 食事 >

 食事は無しが基本です。しかし、朝食時にトーストあるいはマフィン程度の軽食とコーヒーを追加料金無しで)提供(してくれる所も多くありました。 では、夕食はどうするのかって?、レストラン、ピザ屋、サンドイッチ屋が近くで見つかりますから、適当に食べましょう。

 <  インターネット・アクセス >

 インターネットアクセスですが、有線LAN、あるいは無線LANが提供されています。モデムでインターネットアクセスは過去の遺物化したように思えます。今後は全て無線LAN接続になって行くのでしょう。 3年前に僕達がロスアンゼルスからニューヨークまで横断ドライブした時の感じではやや遅れ気味の中西部地域の宿で、まだ有線LANが残っているが、東部方面は無線LAN化されていると感じました。時の経過とともに無線LANの世界が広がっているでしょうね。 ユースホステルでも無線LAN接続が一般化してますね。 無線LAN付きのPCを持参することをお勧めします。 日本語での読み書きが不要ならば、宿や、インターネットカフェのPCからWebアクセスも有りかもしれませんが...


 < 氷ベンダー >

 多くのモーテルに大型のアイスベンダーが設置されていて、無料で氷を提供しています。 車にクーラーボックスを用意して置くと何かと便利です。朝の出発前に、アイスベンダーから氷のかけらを必要なだけ取り出して、飲み物を入れたクーラーボックスに詰め込むのです。

 < 割引クーポン券 >

インターステート・ハイウエイを走って、隣の州に入ると、多くの場合、道路脇に休憩施設と観光案内や宿の資料を取り揃えたインフォメーションセンターに出会います。 そこに立ち寄って見ることをお勧めします。 その一角でA4程度の紙質の悪い小冊子の山を見かけたら(日本のファミレス等で山積されているアルバイト情報誌のような体裁です。)手にとって見てください。
(道路沿いのレストランやみやげ物屋で見かけたこともあります。)
 
 施設名・所在地・行き方・割引金額などを記した、モーテルや遊園地等の割引クーポンが見つかると思います。自分の目的地の方向と合うものがあれば、利用するとお得です。 ただし、客集めのためにそれを載せてあっても訪ねていったら「クーポン券を利用できる部屋は全部塞がってしまっている、 だから割引価格で泊めてあげられない」とふざけた事を言う宿にも遭遇したことが有りますので、全面的に期待しないように、して下さい。
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