上野の博物館をハシゴ

2012-05-18 06:43:40 | タナカ君的日常
上野の博物館や美術館で開催されている特別展示を3ヶ所ハシゴして来ました。

 ボストン美術館:日本美術の至宝/国立博物館
 インカ帝国展/科学博物館
 ユベール・ロベール/西洋美術館

 圧巻だったのは「ボストン美術館:日本美術の至宝展」でした。 中でも最大の興味だった2つの絵巻物は肩越しに覗見出来ないほど見物客がビッシリ張り付きユックリと移動していました。 本物の絵巻はその硝子の向こう側の低い位置に置かれているので、それを見るために仕方なく順番待ち行列の後部に並んで、ユックリ進む流れに乗りながら見物してきました。 

 吉備大臣入唐絵巻ではストーリーの面白さに惹かれ、
 平治物語絵巻では登場人物や乗り物、武具などの描写に感じ入りました。

 それから室町時代から安土桃山時代の狩野派絵師の屏風絵の色彩の鮮やかさ。江戸から明治期の小袖や振袖の模様や色彩の美しさ、 ボストンへ渡ってしまったのは寂しいけれど、きちんと管理されて良好な状態を保つそれらの品々をこうやって眺めるチャンスが得られるのだから良しとしましょうか...

 ところで、この展示会を見に行った方がブログに”公式HPやパンフレット、朝日新聞からコピーなどを行って、特別展の様子を紹介”してくれています。 Topの写真はその方のページから転載させて貰いました。 館内の庭園のユリの木の大木に咲く花も綺麗に写っていますリンクしておきましたので御覧ください。
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