消費税Up後のプラチナ価格

　金やプラチナ等の貴金属、　それを販売している貴金属商の店頭価格は世界の市況や為替相場の影響を受けて日々変化している。　その様子はWeb上に公開されていて、例えば”kitoco”社のサイトでは時々刻々変動するライブ価格がグラフ表示され、　田中貴金属のサイトでは当日に取引する商品の販売と買取価格が毎日書き換えられている。

　そして迎えた消費税Upの初日（2014年4月1日）
”kitoco”社のLiveデータの内、グラフの緑色部分が直近の取引日のデータだが、Pt価格は　1415＄をはさんで±５＄の変動幅に収まり、ほぼ平坦な価格で推移していた。

　こんな時に田中貴金属さんが当日の午前中に発表する売買価格ですが、為替相場に大きな変化が無ければ、　前日に提示した価格とほとんど同じ価格になるのが通例です。

　ところが４月１日のそれは為替相場に大きな変化が無かったにも係わらず・・・　つまり消費税Upの影響を受け、　売・買の提示価格が１３６～１４０円もUpしています。

　以前に、こんなタイミングを利用して利殖を計る話を聞いた事があるけれど、　売買価格には通常125円程度の売買価格差があります。　だから消費税Upの直前に購入して、消費税Up直後に売り払う事で確実に利益が出るか？　まあそれは難しい。　でも「１年間くらいの期間を見て安い時期に買って置き、　消費税Upの恩恵（？）を受ける」　それは有り得るかもしれません。　「まあ自己責任でどうぞ！！」です。