ご冥福を祈ります

2014-04-24 11:38:40 | タナカ君的日常
 スギ花粉の時期が過ぎて散歩を再開してから早くも1週間になろうとしている。 散歩コースの途中にはところどころに相変わらず猫に餌をやる婆さん連中が出没し、公園では火曜日にはおばさんグループがペタンクを、 おじさん連中は週末を除く大半の日にゲートボールに打ち興じている姿が見られます。 世の中、何も変化が無いような、ふとそんな気もしないでもない日常生活。

 そんなある日の夜に掛かって来た電話、 最初に出た妻の受け答えの様子が普段の近所の友だちからの電話とは明らかに異なっていた。 そして僕に回された受話器から「名古屋のXXですが、長野の別荘でお世話になっていた父が3月に亡くなりまして」、 「このたび5月の連休に父の遺骨の一部を散骨することにしました」、「もしタナカ様がヤナバの山荘にいらしている様なら、ご一緒にいかがかと想い、連絡させて頂きました」 電話の用件はそんな内容でした。

 この2・3年、夏の暑い時期には妻を東京に残し独りで涼しいショージ君のヤナバの山荘で過ごさせてもらっているのだが、 ふとした事がキッカケで3年前に知り合った近くの別荘の住人。 僕はかってに「名古屋の隠居」と名付け、ヤナバでの山荘暮らしの期間、時折食事をご一緒したり、 樹木の伐採の時には見物がてら手伝に来て下さったりの交流を続けて来ました。 そんな山荘での独り暮らしの無聊の日々に時折行き来した交流。 それはこれからも暫くは続くものと考えて居たけれど、 今年の夏からは、それが出来なくなってしまったですね。

 僕も今年は古希、隠居はたしか喜寿あたりのお歳だったはず、 もう少し永く元気でいてもおかしくないお歳だったのに残念です。

 ご冥福を祈ります。
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