調色コントローラ

2014-04-15 10:36:19 | タナカ君的日常
 先日購入したばかりのR・G・B 3色のLEDダイオードの発光量を変化させて発光色を調整する調色コントローラ。 その電源は家庭内のAC100Vコンセントから供給する様になっている。 そのままじゃあAC電源を利用出来る車の近くでしか雪の撮影に使えない。

 それで電源モジュールからコントローラへの出力を調べてみたがDC12V。 これも今までの撮影用光源に使っているデジカメ用リチュウムイオン電池の電圧7.5Vよりも5Vも高い電圧になっていて使えない。

 さてどうしたものか? と思案しつつ調色した光源を背景にしてデジカメで撮影していたら、 デジカメの液晶画面の明るさに縞が入るのに気がついた。

 「ん?」 こいつはドライブ電流をリニアに変化させて調色しているのでは無くて、 流す電流は固定、ON/OFFさせる比率を変化させる事で見かけ上の明るさの組み合わせを変えて調色しているんじゃないかと気がついた。

 「そんなデジタル的な制御なら12Vよりも低い電圧にしてもコントローラは動いてくれるのではないか?」と考え、試してみました。 もっとも製品のランプホルダーはLEDを3個直列接続しているのだから、 電圧を低めていったら、LEDが発光しなくなる可能性はあります。 事実電源電圧を低下させていくと、順方向電圧の低い赤色LEDは発光を続けているのに、緑や青の発光ダイオードは光らなくなりました。 

 そこでLEDを1個に電流制限抵抗を取り付けた回路を外部に用意して、 それをコントローラにつないで動かしてみました。 そしたら今使っている7.5Vのバッテリー電圧でも問題なく動いてくれました。 雪の結晶の撮影の時に必要な光源は大面積を照射する必要はないのだから、 LEDの数は減らしても問題はありません。 それに7.5Vの電池ならLEDを2個直列にしてもドライブ可能なはずです。 そんなLEDを組み込んだ基板を作る目標が出来ました。 さあ、またこれで暫く遊べます。


 写真はコントローラの調色ツマミを「赤」の位置にしてあるため、赤いLEDが光っている状態です。
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