高齢者講習 レポート2

2016-02-12 06:30:25 | タナカ君的日常
 昨日の記事に引き続き、 レポートします。

4. 視力検査 & 運転適性検査 14:30~15:00

 運転講習組の2人が出て行って、残った3人は室内に設備されていた機器を使用しての視力検査および運転適性検査を受けた。

 視力検査
  1.視野範囲測定。
  2.動体視力測定。
  3.明るさ急変への対応時間測定。
    トンネルへの進入時に相当するイメージ
    明るい状態から暗い空間への突入時における
    検査ターゲット識別までの所要時間を測定。

 運転適性検査

 テレビゲームもどきの装置を使用する。
 足元にはブレーキとアクセル ペダルがあり、
 胸元にはハンドルがある。


 1. 状況の変化に対する反応の速さと正確さ


 目の前の画面には信号機を模した色表示が現れる。
 表示色に応じて決められた、ペダル操作を行う。

 
 データが収集され、その結果としてのグラフやコメントが
 提示された。

 2. 複数作業を同時に行う能力

 ハンドル操作を行いながら、ペダル操作を行う複数作業への
 反応能力検査。

この検査に対しては、「アクセルやブレーキペダルを操作する」イメージは捨てて、 足踏みスイッチをチョン押しするテストだと割り切って対処すれば、良い成績が出ると想う。 なまじテレビゲーム風の画面や車のアクセル・ブレーキペダルを見て車のシュミレータと勘違するが、それは早く捨て去るべき。 そうでないと、赤丸表示が現れた時に、 ブレーキ効果が出るものと勘違いして、画面の動きが止まるのを待ちたくなったりしますが、 それでは反応時間の数値が悪くなります。 もっとも、結果が悪いからと言って修了証書が貰えなくなる訳じゃ無い様ですから、気楽に楽しみましょう。

4. 運転講習 15:00 ~ 16:00

 講習の最初に提出する問診票で希望車種を記載する欄がありました。 僕はマニュアル車で免許を取得してありますが、 だからと言って、マニュアル車での講習(実技)となる訳ではありませんでした。

 教習所での検定の時と同じ様なイメージで受講者3名、指導員1名で車に乗り込みました。 検定と異なるのは合格する必要は無いのです。 指導員さんが指定するコースを運転して、最後に指導員さんが安全運転に必要な他車への気配り、 安全確認作業の不十分な点などに付いての講評をしてくれました。



車庫入れ操作

 身体障害者向けと見紛う幅広駐車スペースでの車庫入れ操作。

ギヤを入れ間違状態での 発進後のブレーキ操作。

 車庫入れで後部車止めに軽く突き当てて停止し、
 その後前進する場面だが、ギヤは「後退」位置

 アクセルを強めに吹かし、 即座にブレーキ操作する。

具体的なコース説明
外周を一周。

外周から左折してS字コーナーへ。

S字を抜けて右折。

一時停止標識のある交差点を右折

T字路を左折。

T字路を右折。

メイン道路を横断して側道に入り停止。

受講者3名が交代して同じことを繰り返しました。

そして最後、指導員さんが同じコースを運転しながら、 主要ポイントでは停車して、その都度我々受講生に不足しがちな安全確認の方法などに付いての話を聞きました。

 講習コースでは坂道発進、 クランク通過、 それらはありませんでした。

実技講習終了後、 講習室に戻り個別面談がありました。 僕の場合、「運転行動診断票」に記載された17項目のチェックボックスの内 15項目はOKだったです。 指摘された2項目は「停止位置」と「2段階停止」で、 共に停止位置で前方に出すぎているというものでした。 多分これは日常乗っている軽自動車に対して、講習に使った車は普通車で、サイズが異なっているのに係わらず僕の対応が不適切だったからだと思います。

なにはともあれ、 「高齢者講習終了証明書」を無事に受け取って来ました。 お疲れ様でした。

16:20 全て終了!!

 そうそう、 指導員さんに、最後に聞いてみました。
「講習室は10人以上の受講スペースがあるのに、今日の受講者は5名だけ」、「私が予約を入れる電話で聞いた話ではキャンセルが1名出ているから10日に受講可能」との話だった。 「キャンセルなんか無くても余裕で受講出来たのでは無いですか?」 と

 それに対する返答は「指導員1名で受講生3名までと決められており、講義室のスペースの制約の他に、指導員の人数の問題もあるのです」そんな返事でした。
   
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