名古屋が空襲に遭った時の焼夷弾による焼け焦げた跡のついた碁盤を貰って来た。 事前にそのことは聞かされていて、 「それでも良いですか?」との念押しもされた上で名古屋まで出かけて頂いて来たものだ。 写真がその碁盤、 盤面には火の粉が落ちて付いたであろう複数の凹み、 そして側面には炎であぶられて出来たであろう大きな黒化域が広がっている物だった。
頂いて来た碁盤、 「気持よく囲碁の対局を楽しむための道具となるか?」 それは「否!」であろう。 でも有り難く頂いてきました。
戦後70年を過ぎた今まで保存されて来たその碁盤、 戦争の負の側面を雄弁に語り掛けて呉れます。 実物を見た時に僕の心の中にはこんな風景が広がりました。 碁盤を愛用していたであろうご主人にとっては「傷を負った家族をいたわる様に保護し、 一緒にその後の長い人生を過ごして来たのであろうと」。
一緒に頂いた碁石、 蛤の白石、 那智の黒石、 それも碁盤の上に置いて撮った写真、 その中央に置いただいぶ小振りで歪んだ形をした黒石、 「こんなのを100個以上も拾い集めたら、 囲碁の対局に使えるかも・・・」 そんな事を考えながら、随分昔に何処かの河原で拾った石なのだ。 これからは今回頂いて来た、 黒石の碁笥に入れて使うことにします。
それにしても夜行バスに乗って名古屋駅に到着、 碁盤を貰ってからは午後2時半に東京へと戻るバス便でとんぼ返りした今回の旅、結構疲れましたが、 高齢で一人暮らしとなりながらも心の持ち方で人生を明るく楽しく生きていく様を見せて下さった碁盤の持ち主さん。

書道を教える中の余技で描いた絵手紙が壁に飾られていました。 「笑えば楽し」 その言葉の裏にある人生の色々のお話も伺いました。 ありがとう御座いました。

今朝は早速いただいて来た碁盤をもって、この話の切っ掛けを下さったサトウさんのお宅を訪れて、 昔からの友人であり、碁盤を譲って下さった方の近影やシャッキリと歩く姿をデジカメ画像で見ていただいた後、 件の碁盤と碁石を披露かたがた、 対局を楽しんで来たのです。
頂いて来た碁盤、 「気持よく囲碁の対局を楽しむための道具となるか?」 それは「否!」であろう。 でも有り難く頂いてきました。
戦後70年を過ぎた今まで保存されて来たその碁盤、 戦争の負の側面を雄弁に語り掛けて呉れます。 実物を見た時に僕の心の中にはこんな風景が広がりました。 碁盤を愛用していたであろうご主人にとっては「傷を負った家族をいたわる様に保護し、 一緒にその後の長い人生を過ごして来たのであろうと」。
一緒に頂いた碁石、 蛤の白石、 那智の黒石、 それも碁盤の上に置いて撮った写真、 その中央に置いただいぶ小振りで歪んだ形をした黒石、 「こんなのを100個以上も拾い集めたら、 囲碁の対局に使えるかも・・・」 そんな事を考えながら、随分昔に何処かの河原で拾った石なのだ。 これからは今回頂いて来た、 黒石の碁笥に入れて使うことにします。
それにしても夜行バスに乗って名古屋駅に到着、 碁盤を貰ってからは午後2時半に東京へと戻るバス便でとんぼ返りした今回の旅、結構疲れましたが、 高齢で一人暮らしとなりながらも心の持ち方で人生を明るく楽しく生きていく様を見せて下さった碁盤の持ち主さん。

書道を教える中の余技で描いた絵手紙が壁に飾られていました。 「笑えば楽し」 その言葉の裏にある人生の色々のお話も伺いました。 ありがとう御座いました。

今朝は早速いただいて来た碁盤をもって、この話の切っ掛けを下さったサトウさんのお宅を訪れて、 昔からの友人であり、碁盤を譲って下さった方の近影やシャッキリと歩く姿をデジカメ画像で見ていただいた後、 件の碁盤と碁石を披露かたがた、 対局を楽しんで来たのです。