撮影装置7号機全景
僕の作った撮影装置、 改造を重ねる毎に内部に隠れん坊している永久磁石の数が増えて来て、 今では10個以上になっている。 どんな所に使われているのかご覧頂きましょう。

磁石を組み込んだおおまかな場所
[1] ファンクションボタン操作板・ 持ち上げ・固定

撮影操作中はこの写真の位置に操作盤を降ろし、 数ミリ角ほどの小さなサイズのファンクションボタンを押す助けを目的として使用する。 しかしカメラの取り外しの際など、 邪魔になる場合がある。 その場合には写真左下隅に示した如く操作板をホールドアップ状態に固定するのです。
[2] 長いケーブル・固定

ユニット点検を目的として少し長めに作ってあるケーブルが邪魔にならない様に屈曲させて固定する。
[3-4] 直上照射LEDの設置板・固定

カメラ・レンズの光軸近くから被写体を照明するLEDランプユニットを取り付け固定する。 勿論、取り外しも容易。
[5-6] 背面照射光源ユニット・半固定

撮影装置の底板にはブリキ板が敷いてある。 このユニットはその底板の上を滑らせて背景画像が被写体に対して適当な位置になるように手で動かして調整するのだが、 調整操作終了後は動かない必要がある。 ところが寒い環境下ではLEDを駆動する電気を供給するケーブルの柔軟性が失われて硬くなるために、 位置調整を済ませて手を離すとユニット全体がずれ動く事があります。 そのずれ動きを防ぐ目的で磁石で吸着固定するのです。
[7-8] 背景画像搭載プラットホーム・半固定

背面照射光源ユニット上面に置く背景画像がずれ動く事を防止する仕掛けです。 この事は先日の記事で紹介しました。
[9] 表面照射光源ユニット・半固定

撮影装置本体の右側面には蝶板が取り付けてあり、 表面照射光源ユニットを蝶板に磁力で吸着させて使用する。
蝶板の開き角を調整することでランプは左右に首を振り、 ランプの向きを上下に変化させれば雪の結晶に対して当たる照射光の角度が若干調整出来る。
[10-11] 作業ランプユニット・固定
撮影装置側面に鉄板が貼り付けてあり、 ランプユニットは磁力でそこに吸着固定する。 夜間の撮影作業には必須です。