カメラの設定 外部電源対応

2019-03-02 20:33:22 | 雪の結晶撮影
 デジタルカメラを内蔵電池で使う場合、 電源スイッチをオンにしていてもカメラ操作が行われて居ない場合、 電池の消耗を少なくするべく、モニタの画面のバックライトを減光するとか、 全く消してしまう様なモードに遷移する事が普通は行われている。

 カメラの取説には長時間電源を入れっぱなしにしておくと、 「撮像素子の温度が上昇する結果、 撮像素子が発生するノイズが増加して画像のS/Nが悪化する」 そんな不都合もあると書いてある。 しかし、 雪の撮影では外部気温は氷点下での使用なのだから、 温度上昇の心配は無いと考えても問題無いだろう。

 ところで、 「カメラの操作を何もしなけりゃ、 電源切っても良いだろうに?」 と思う人が居るでしょうね。  しかし、 それでは雪の結晶撮影に不都合が生じるのです。 試料ステージとして200mm x 300mm サイズのガラス板を用いる事にした8号機では「この野郎、 勝手にモニター画面が暗くなったり、 消えたりするんじゃあねーよ!」 とカメラに向かって毒づく事がありました。

 それは、 大きな面積の硝子板の上に舞い落ちた小さな雪の中から形の良い結晶を探すのには時間がかかるのです。 硝子板の上の結晶はサイズが小さく、 モニター画面に表示される拡大像でないと撮影対象を決定するのが難しかったからです。

 なのに撮影対象を探している最中に画面の輝度が落ちて見辛くなったり、 画面が消えたりしたら、 使い物になりません。

 僕の場合大容量の電池を組み込んだ外部電源からカメラに電源を供給しているのだから、 電池の消耗は気にしなくても良いのです。

 それでカメラ(OLYMPUS OMD EM-5)の取説を丹念に読んでみました。 そしたらカメラの機能を設定するメニューボタンの深い所に欲しい機能が隠れている事を見つけました。 それがTop写真のメニュウ画面に黄色矢印を置いた部分です。

 この設定で スリープは残念ながら最長設定時間5分間にするしかありませんでしたが、 モニタのバックライトの減光は無くせました。
  
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