妻の使用するラップトップPCはDELL製でOSはWindows10。
そのWindows10のOSの重さはパソコン情報誌では発売当初から取り上げられ、 今もその対応策を載せた記事の特集があったりする。 それで「Boot Racer 」なる無料版のユーティリティソフトをDLしてインストール、 それを使用して立ち上がり時間を測定してみた。 結果(Top写真)は、 なんと180秒もかかっているとの結果が出た。
ちなみに僕がメインで使っているデスクトップPCは同じくDELL製、 OS Windows7 では起動に要する時間は最速20秒を切り、 多くの場合30秒以内に立ち上がる。
Microsoft社に依るWindows7のサポートは 2020年1月に終了とアナウンスされているし、 いずれ僕のPCもハード的な寿命も来る。 その時にどうするか? 考える様になりました。
そこでまず 図書館に出かけて ”Windows10は初期設定で使うな!” そんなキャッチコピー等が表紙に載った「日経PC21」誌4冊を借り出し、 妻のPCに適用して立ち上がり時間がどの程度改善されるか確認して見た。
結果は従前の数値と比較して30%(1分)ほども立ち上がり時間は短縮出来たものの、 まだ2分近い時間がかかります。
そのスタートアップ時間短縮を目指して行った作業、大きく分けて以下の3分野の項目に変更を加えました。
1. セキュリティソフトはMicrosoftのディフェンダーを残し
McAfee は削除することにした。
McAfeeはOfficeが組み込まれたPCを購入当初(2年ほど前)から搭載されていたと想うのだが、定かでは無い。 ※ 1
2. スタートアップ アプリの停止数を増加。
3. バックグラウンド アプリの停止数を増加。
以前、僕のWindows7のPCで立ち上げ時間短縮を試みた時にはBootRacerの持つ、 OSが立ち上がった後に常駐するソフトが順次組み込まれる様子とその所要時間のログを表示してくれる機能とその停止 を利用した。
例えば僕はデジカメ用の編集ソフト「OLYMPUS Viewer」を組み込んであったが、 それはデジカメをUSBケーブルでPCに接続しただけで、 そのカメラメーカーが供給するアプリが自動的に立ち上がったり、アプリのバージョンアップ情報をバックグラウンドで取得する機能が常駐する様子が見て取れた。
僕にとって、デジカメからPCへ画像を取り込む作業、マウスの操作でそれが行えれば十分で、 「何もケーブル接続するだけで、 ソフトが自動的に起動する必要性は無い」 そう判断して常駐を停止させましたが、 それで2秒ほどの時間短縮につながったのです。
妻のPCに対する今回の作業ではOSの持つ設定メニューで内部のスタートアップアプリとバックグラウンドアプリに対する一部機能停止をするに留め、BootRacerに依る詳細な情報は使っていません。 だからもう少し立ち上がりを短め対象は残っていると想像しています。 しかし、 2分もの立ち上げ時間、 HDからSSDの変更でもしないと、 劇的な時間短縮は望めないかな?
※ 1
McAfeeのアンインストールはコントロールパネルの「プログラムと機能」ダイアログウインドウでソフト名を選択してアンインストールを開始させたのだが、 作業経過を示すプログレスバーが50%ほどの位置で停止したまま全く進展を見せなかった。 2~3分ほど様子を見たが変化無し。 原因が判らぬまま、 画面に出ていたWindowをマウスのポインターでいじっていたら、 なんとプログレスバーが組み込まれたウインドウの背後から
お待ち下さい。本当にアンインストールしますか?
そんな文字が記載され、 [ アンインストールする ] と書かれたボタンが組み込まれた小さなダイアログウインドウが姿を現した。(いやソフトを削除させたく無いから隠しておいたのだろう)
普通なにかの確認を求めるためのボタンを置いたダイアログウインドウを設計する場合は他のウインドウを押しのけて最前面に表示させる様に設計するものでしょうよ。
せこいぜMcAfee