2019年のカッコー

2019-07-01 10:07:09 | タナカ君的日常
 「カッコー!」たったの一鳴きが響き渡った今朝の未明、 枕元の時計を見ると4時26分だった。 啼き声は本当にその一鳴きだったけれども、 とりあえず起床して 玄関で新聞を取り込、 便所の便器に座り込んだ。 それが一日の始まりでした。

 毎年5月の中旬にはやって来て卵を産み、 子育ては他人に任せ、7月の梅雨が明けて、 僕が暑さを避けてヤナバに避難している間に彼らも何処かの避暑地へと移動して居なくなる。

 2018年のカッコーでも書いた事だが、 今年も連続鳴きの回数が短くなったままだ。 それにしても、今朝のたった一声だけの啼き声はどんな気分での発声なのか? 鳴いた本人に聞いてみたいが、 意思を伝える事が出来ない。

 そうは言っても、 飛来当初にあちこちに移動して啼き声を響かせる時期に、 口笛で啼き声を真似してみると、 こっちに興味をもっての事か、 「啼き声が近づいて来る」と感じる事があるんですよね。 子供を生むための相手を探しての事だろうか?

 今年も子供は巣立ちして近所を飛び回っていると思われます。 だって飛来当初は正調・カッコウ節での啼き声だけが聞こえるのに、

 「カッ カッコー」 や 「カケッコ」

そんな調子外れの啼き声が聞こえて来た時期が有りましたから。
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