カッコーを撮影@2019

2019-07-18 09:05:47 | タナカ君的日常
 我が家の周辺では毎日カッコーの啼き声が響き、 飛び回る姿を見ることもある。 そんな姿を撮影したい気持ちが有って1年半前には300mm望遠レンズを購入した。 しかし昨シーズンは一度もその姿を捉えるチャンスは無く、 今年も駄目かな? の気持ちになり始めていました。

 ところが今朝はカッコーの姿を撮影する事が初めて出来ました。

 未明の3時台、 朝刊が玄関のポストに投入される音を聞いたが、そのまま眠り続け、 起床したのは空が白み始めた4時台の事。 カッコーの一鳴きも聞こえた時間だった。 ポストからは取り出した朝刊は薄いビニール袋に封入されいませんでした。 空は相変わらず曇っているものの雨は降っていません。 そこで、今日こそはカッコーの姿を撮影しようと着替えを済ませ、 カメラを付けた重い望遠レンズを肩に掛けられる様に太い紐をレンズ本体に取付、 自転車にまたがって鳥の啼き声が多く聞こえる、通称「砂利道」へと出かけて行ったのです。

 「キャアキャア」と囀る小鳥の声はあちこちで聞こえていたが、 カッコーの啼き声は近くにありませんでした。


 自転車でゆっくり動き回っている内に野生化して定住しているインコ(たぶん”ワカケホンセイインコ”)が電線に留まっているのをみつけました。


 ところでUHFアンテナにはカラスが陣取り、縄張りに入り込もうとする連中を見張っている。 「ここ何年かでこんなカラスが増えたものだから、 空中にくっきりと浮かび上がるアンテナのてっぺんにカッコーの姿を見ることが出来なくなったのか?」 なんて事を想ったりもする。


 そうこうしているとカッコーの飛ぶ姿も見え始めました。 啼き声はこのところ何度か聞き覚えのある「カッコー カケッコ カケッコ」と訛る奴でした。


 70mほど離れた位置に聳える欅の大木の樹冠のてっぺんの枝に留まりました。 肉眼では黒っぽい鳥に見えてしまいます。(トリミングしたのがTop写真です)

 もっと近づいて撮影しようと歩き始めたら、 その動きに反応してか? 理由は解らないけれど、 「カッコー カッ カッ」と慌てた様な声と共に、 急激な羽ばたきをして飛び去ってしまいました。
  
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