鎌と温度計

2020-07-19 07:37:13 | タナカ君的日常
 鎌とハンマーの組み合わせはソ連時代の国旗だが、 鎌と温度計って一体何か?
 それはたんに今日のブログネタ。

 このところ車の入れ替えをブログ記事に取り上げて来ましたが、 昨夜中古販売会社のセールスマン氏がやって来て、 8. 9万km 連れ添ったワゴンRを引き取って行きました。 引き渡す前にはドアポケット、 ダッシュボード、 助手席下の物入れ、 そんなあらかたの場所は点検して、 私物の残り物が無い様にしたつもりだったけれど・・・

  曇り空の夜7時、やって来た担当者を助手席に、僕が運転席に座った密閉・密接空間で最終的な売買契約書をの取り交わし作業を始めました。 車の中は車内灯を点けても薄暗い。 契約書の裏面に書かれた「重要事項説明の小さく細かな条文なんて僕は読めない」、 そう言ったら、 セールス氏が読み上げてくれ、 各一条づつの確認をとって行きました。 最後に売買契約書にサインし車のキーを渡しました。

 その後、 セールス氏による車室内部に私物の忘れ物が無いか? 最終点検が行われました。 その点検で後部座席下から、 小さな鎌とオレンジ色ケースの温度計を見つけてくれたのです。
 鎌は今年の山菜採りに持って行き、 マイナス20℃まで目盛りのある温度計は2シーズンほど前から行方不明になっていた雪の結晶撮影の際に使用していた装備品でした。


 これから乗るHUSTLER(左)、 連れて行かれたワゴンR(右)、
 記念に2ショットを撮っておきました。

 セールス氏が車に乗って立ち去り、 僕は家へと戻ったのですが、 その道すがらワゴンRを手放した事に感傷的な気分になりました。 車の乗り換えなんて今迄に3回ほどあったけれど、 こんな感傷的な気分になったのは初めてです。
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