スズメ蜂の幼虫をビールの摘み

2020-08-04 20:06:03 | ヤナバ生活
スズメ蜂の幼虫

 ログハウスに暮らす囲碁の師匠。 その軒先には毎年の様にスズメバチが巣を作るらしい。 午後になってから師匠の所に対局に出かけた。 その対極が終わってからの会話


「今日な、 ベランダ側にあったスズメバチの巣を撤去したよ」
「完全装備でな、 凄かったぞ!」
「巣からワーッと大群が飛び出して来てな」


「刺されなかったんですか?」

「ああ大丈夫、 毎年やってるから」

「蜂の子、入ってました?」

「入っているさ、 庭先に放り出して置いたから、
 今頃蟻の大群が御馳走を巣に運んでいるんじゃねえかな?!」


「えーっ、 食べないんですか?」

「蜂の子なんてえ喰わねえよ」

「勿体ねえなー」、「俺、喰いてえよ!」、「どこに捨てたの?」


 と言う訳で、 庭先に捨てられていた多分3段重ね構造だったであろう小型な蜂の巣を拾い集め、 ビニール袋に詰め込んでヤナバに持ち帰りました。

 蜂の子が頭を出している付近には普通サイズの蟻と小型サイズの蟻の2種類が集まってました。


 蟻が取り付いていたら食べるのに邪魔だし、多量の蟻が室内に拡散したらそれも困る。 そこでビニール袋の中を水で満たして約10分間、 第一段階は溺れ死に作戦。 第2段階は水を抜いた袋をボールに入れて、水攻めを生き残って這い出して来た蟻はボールの縁で押し潰し作戦で殲滅しました。

 ついで蜂の巣から指先で一匹づつ幼虫をつまみ出しお椀に入れました。
そのお椀に溜まった幼虫の集団を加熱したフライパンの上に落とし、

加熱膨張した幼虫の体にほんのりと焦げ目を付けたら出来上がり。



 最初は単純に醤油を付けて食べて居たのだけれども、 先日作った椎茸の佃煮の煮汁(昆布だし、味醂、砂糖、醤油などの混合液体)にちょいと漬けて食べてみたら、これまた美味。贅沢なビールの摘みになってくれました。
 
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