ドローン付属カメラを自動車のバックカメラ化実験

2020-08-23 10:46:41 | ヤナバ生活

 ドローンの機体に取り付いているカメラを自動車のバックカメラとして取り付けたらどんな画像が得られるかテストした。

 ドローンをヤナバの山荘に持ってきた当初の目的は山荘の周辺の立ち木に小鳥の巣箱を取り付けたら、 小鳥が卵を生み子育てをする様子のリモート観察に使えるだろうとの想いからでした。

 従来のショージ君の観察方法は、 親鳥の留守を見計らってハシゴを登り、巣箱の屋根を持ち上げてデジカメでシャッターを切る。 そんな撮影方法でした。 ドローンは広角のWiFiカメラが取り付いています。 巣箱の屋根にのぞき穴を設けて、 巣箱の中に照明ランプを組み込めば巣箱の中を動画でリモート観察出来るはずです。

 しかし、 カメラののぞき穴を付加した巣箱の制作についてだが「タナカさんが自分で作ってみて下さい」てな感じでショージ君自身が面白がって乗って来る気は無いようだ。

 そもそもドローンがWiFiで送信してくる動画を受信するにはそれを受信するタブレットに必要なアプリをインストールしなけりゃならない、 巣箱の中を照らすランプの明るさをどの様にしたら子育て中の鳥に悪影響を及ぼさないで観察出来るか? いろいろと試しながらの作業も必要。 更にはリモート観察出来ると言ってもドローンの機体の電源はカメラとWiFiの動作だけに限定しても手持ちのDrone X proの機体のバッテリの稼働可能時間は1時間程度なのだから、 日常的なバッテリーの充電作業も必要。 だから「自分から進んであれこれやる気が無けりゃあチョイと無理な観察手法」。 そう考えた僕は、ショージ君に機材を渡して、 楽して観察データだけを後で見せてもらうなんて甘い考えは止めにした。

 それで、 せっかく持ってきたドローンの機体を車のバックカメラにする遊びに方向転換したのです。

 ドローンの機体はTop写真の様にハッチバックドアの上部にガムテープで貼り付けました。 最終的な実用方法はドローンの機体に強力な磁石を取り付けてハッチバックドアの上部に磁力で吸着させる方法を考えています。 危険を感じる環境での後退運転操作の時だけ、 カメラを屋根に乗せる方法を考えているのです。


 実験目的での被写体としては車体の後方におよそ1m間隔で花を植えた鉢を並べました。 追加でボート遊びに使うライフジャケットも並べて置きました。


 車内に置いたiPad で受信した画像です。


 実際の運転ですが、 私道部分を公道に出るまでのバック区間・およそ20mをバックカメラもどきのモニタ画像を頼りに後退運転してみましたが、 これがあれば安全にバック運転が出来ると言い切る事は出来ませんでした。 モニタ画面上の見え方の癖などに慣れる必要を感じました。

 しかし、 過去のバック操作時に於ける車体の損傷事故の大半は後方画像がモニタ出来る事で防げそうな気は大いにしました。 

過去のバック操作時の自損事故例:

 駐車場内のポールに接触してハッチバックドア損傷。

 岸壁付近で背が低く見え難いコンクリート構造物に接触し、
 バックライトケース損傷。
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