避暑を主目的に過ごしているヤナバ(大糸線)での友人の山荘暮らし。 2020年はコロナ禍の影響もあり、 大町市内の「アルプス囲碁村会館」に集う日本棋院大町支部メンバーの出席率が極めて低調。 週に3回の対局日でも大概は1~2面の碁盤が使用されるに過ぎない閑散とした状態が続いています。 だから会場に行っても面白くない。 時に依っては対局相手が揃わず、 味噌っかすみたいになって、 暫く待って見るものの山荘に引き上げてしまう時だってある始末。
それでまあ、 暇つぶしにDIY作業に手を出している面がある。 今回は車で雪の結晶撮影行に出かけて、車内で撮影する場合に撮影装置を載せるお盆みたいな物を作ることにした。 その形状は長方形で、2 mm 程度の高さの縁を持つ構造にしました。 材料は軽量化を目的に桐だかラワンだかの6 mm ほどの厚みの軟質の木材を接着接合した板物です。 ホームセンターの売り場で集成材を選ぶ時には板の反りが少ない物を選んで購入して来たのです。
縁は2 mmほどの厚みに加工された板材を木工用ボンドで接着しました。 その接着中の様子がTop写真です。
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そして一夜明けて完成した物を見るとお盆状の製品は平坦だった集成材の形状が凹状態に反ってしまっていたのです。 二晩経過した今は更に反りの状態は悪化しています。
売り場に並んでいた時には透水性の無いプラスチックシートで密封された状態で販売されていた軟質の木材を張り合わせた集成材、 加工の際には保護フィルムは破り捨てました。 その結果、 平坦だった集成材が山荘を取り巻く湿潤な環境の湿気をたっぷりと吸った結果、 反り返りが発生したと考えています。 この反りは軟質材である故か? 両端を手でで押せば平坦状態に戻せるのですが、 力を抜けば反り返った状態に戻ってしまいます。
しかたがないから、薄板を何層も張り合わせた合板で作り直してみます。
所で縁の低いお盆の様な形状、 それは撮影の時に使用する細筆、背景画像、小型で筒状の懐中電灯、 セロテープ、 そんな様々な小物を撮影装置周辺に置いた時に、周辺から散らばり広がることを防ぐための物なのです。