運転席・ヘッドレストを利用した木製の支点
従前に行った改造
2020年夏のヤナバ生活、早やくも3週間が経過した。 その間に何をしたか? チョイと振り返って見ると「今年は自分で勝手に何やかやと理由を付けては何もしない自分が居て、 どうしたのかな俺?」 の気分に陥ている。
たとえばこんな具合・・・
BS・TVの受信を諦めた。
以前だったら、 「あそこの樹を伐れば、 電波強度が上がりそう!」。 そう考えたら、 一人ででも伐採を実行したものだけど、 今回はあそこの樹を切る時にヘタをすると「中部電力の電線を切断する恐れがある」 そんな理由を付けて樹木の伐採には手を付けていない。 以前なら「どの様な準備をしたら問題を起こさずに枝や樹木の伐採が可能か?」そんな事を考えて実行するのも楽しかったはずなのにね。
樹木の伐採を諦めた。
洗濯物や寝具の乾燥に陽の光を当てるスペースが必要。 そう思えば陽の光を遮っている邪魔な樹を切り倒す手間は惜しまなかった。 なのに今年、 全く伐採作業を行う気持ちが起こらない。 ヤナバに到着早々「切り倒した後で、 それをストーブの燃料にするための薪作りに結構大変な手間が掛かってね!」 そんなショージ君のつぶやきを聞いたためかもしれないが・・・
ショージ君の誘いに乗らなくなった。
「タナカさん、 今日の昼はチャーハンを作って食べるんですけど、 一緒に食べませんか?」 そんなお誘いがショージ君から有ったら「ありがたい」と感じて食事を共にしたものなのに、 今年は「昼食は大町のむつみ亭のおばちゃんの所で摂るのがヤナバ生活での健康維持に大事なものだから」そう言って、 独り大町に出かけてしまう僕が居るのです。 これはおかしな事かも知れないな・・・と想いつつ。 まあ強いて理由を付ければ、「コロナ感染者発生の影響で客足が減ったおばちゃんの店の支えになれば」の気持ちは有りますね。 でも「東京からやって来た人間が出入りしている食堂」そんな噂で逆効果を生ずる可能性が無きにしもあらずですから、 悩ましい。
さてさて、 それでは一日中何をやって過ごしているか? 購入した中古車の車室内部の改造や、 あれこれてんこ盛りの追加機能の取り扱い習熟なんぞが代表的な暇つぶし項目です。
その内の一つ、 カーテン吊り下げを目的とした改造のさらなる改良の様子をご覧いただきます。
カーテン吊り下げに使う骨組みの様子
運転席後部から天井方向を見上げた写真
運転席側方Bピラーに取り付けた自作の骨組み支点・アルミ板製
この運転席右側側方上部の新たな支点ですが、 Bピラーの灰色プラスチックカバ―上部にある隙間にアルミ金具を挿入する形で取り付けました。 用いたアルミ板の厚みは 0.8t です。
こうする事で、運転席の前後の位置調整や背もたれ角度の変更、 運転席側を利用した就寝スペースの確保(座席のフラット化)などの際にカーテン吊り下げの支点が失われる欠点がなくなります。
以前の工事の際はカーテン吊り下げは冬季の雪の結晶撮影の際に使用するだけ。 二人が就寝出来るスペース確保が必要な「その他のシーズンにはカーテン吊り下げ具は撤去すれば良い」 と割り切った上での車室内改造であったはずですが、 その都度取り付けたり取り外したりが面倒だと感じ、 今回の新たな改造を実施したのです。