蟻の蛹や蟻地獄

2020-08-25 18:22:13 | ヤナバ生活

 ヤナバの山荘や海ノ口の囲碁の師匠の家でショージ君があれこれ見つけては「タナカさん、ちょっと来て!」と声を掛けて呉れる時がある。 大概は何か珍しい物を見つけて、僕に見せてあげようとしての事。

 まずは師匠の家(四季山荘)で地面に積まれていたストーブ用の薪の材料を細かく割る作業をしていた時の事。 地面に伏せてあった薪材を持ち上げたら地面いっぱいに白い蟻の蛹が広がっていたのだ。 白い蛹は2百匹以上も地面いっぱいに広がって居たと思うのだが・・・ 地面の中の巣穴から働き蟻が湧いて出てきて、 地表にいた蛹を一匹づつ咥えては巣穴の中に運び始めているのです。 こんなに沢山の蛹、 全部を巣穴に収容するのは大変な時間が掛かるのではないかと予想したが、 出てくる働き蟻の数も半端で無くて、 ものの5~6分であらかた地表から蛹の白い色が消えて無くなりました。 蟻の人海戦術の威力を見ました。 その様子は動画だとよく分かるのですが、 スチール写真だとイマイチ実感が湧きませんね。


 そして次の写真だが、 20個以上も密集した蟻地獄の巣が並んだ様子。


これは山荘でサウナ室として作ってある小さなログハウスの軒下で雨が降りかからない地面、 こんなに密集して獲物を捕まえるトラップを作って待ち構えたとしても、 「地面を這いずり回る蟻の様な昆虫がそんなに沢山居たかなあ?」、 「獲物にちゃんとありつけるのか?」他人事ながらそんな心配しつつ撮影しました。
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