横暴な人間社会

　新緑が眩しいこの時期、　我が家の近くの道路脇のケヤキの並木の姿のなんと無残な事。　聞けば「カラスが巣を作り住み着くと鳴き声がうるさい。　ゴミ袋の中の食料クズを狙って食べ散らかす」　そんな住民クレーマーの声を封じる目的で葉の茂みを極力作らない様に行政は毎年伐採作業に金をつぎ込む結果がこの風景だ。

　そしてこれは今年の年明けてから関東地方の千葉県や茨城県で頻発したニワトリの殺処分風景。　１ヶ所の養鶏場で１０万羽、　いやそれどころか百万羽と言った数の飼育されている鶏が殺され、　地中に埋められる。　鶏に限らず養豚場でも殺処分は行われる。　そしてヨーロッパの地域からは毛皮目的で飼育しているミンクの殺処分も伝えられた。

　なんと人間と言う生き物の横暴なことか・・・

　いっその事、　「コロナウイルスに感染した重症者を殺処分したら、　地球上の全体のバランスが取れて良いのでは」　などとバカな事を考えてみる。