左:バッテリーユニット 右:エンジン本体
Top写真は Webモーターマガジン ホンダのF1パワーユニット から転載
F1への参戦をホンダは昨年限りでそれを中断する事が決定していた。 そんなホンダのパワーユニットを組み込んだレッドブル・グループの車体とドライバーが一体となり2021年のF1で優勝した。 その事実を昨夜のテレビ番組で見るまで僕は全く知らないでいた。
再放送 : 3月20日の午後3時から、NHK BS1で再放送も予定。
僕にとっての見どころは優勝につながった新規開発のパワーユニット(*1)の開発に取り組んだホンダの技術者達の発する数々の言葉。 そして番組が終わりに近くなってから紹介された燃料の事。優勝した車に使用された燃料はカーボン・ニュートラルをうたう成分の燃料であったそうだ。
そしてそれを紹介したホンダ側の技術統括役の語った
「車の世界で開発の主流は脱燃料でモーターカーとなっている、 しかし内燃機関の開発を全く中止してしまうのは如何なものか?」の言葉が耳に残っている。
(*1)
F1パワーユニット = ガソリンエンジン + バッテリーユニット
ここに使用されているバッテリーユニットは今の主流・Liイオンバッテリーなのだが、 その内部にはホンダが開発したカーボンナノチューブの軽量・良好な電気伝導度などの特性を活かして作られた、軽量・ハイパワーのバッテリーであるそうな。
熱心に耳を傾け、 気が付けばあっと言う間に見終わった1時間番組でした。