「ホンダF1の栄冠! 技術者たちの戦い」を観た

2022-03-19 09:19:02 | タナカ君的日常
左:バッテリーユニット   右:エンジン本体

 Top写真は Webモーターマガジン ホンダのF1パワーユニット から転載

 F1への参戦をホンダは昨年限りでそれを中断する事が決定していた。 そんなホンダのパワーユニットを組み込んだレッドブル・グループの車体とドライバーが一体となり2021年のF1で優勝した。 その事実を昨夜のテレビ番組で見るまで僕は全く知らないでいた。

 再放送 : 3月20日の午後3時から、NHK BS1で再放送も予定。

 僕にとっての見どころは優勝につながった新規開発のパワーユニット(*1)の開発に取り組んだホンダの技術者達の発する数々の言葉。 そして番組が終わりに近くなってから紹介された燃料の事。優勝した車に使用された燃料はカーボン・ニュートラルをうたう成分の燃料であったそうだ。

 そしてそれを紹介したホンダ側の技術統括役の語った

 「車の世界で開発の主流は脱燃料でモーターカーとなっている、 しかし内燃機関の開発を全く中止してしまうのは如何なものか?」の言葉が耳に残っている。



(*1)
 F1パワーユニット = ガソリンエンジン + バッテリーユニット

 ここに使用されているバッテリーユニットは今の主流・Liイオンバッテリーなのだが、 その内部にはホンダが開発したカーボンナノチューブの軽量・良好な電気伝導度などの特性を活かして作られた、軽量・ハイパワーのバッテリーであるそうな。

 熱心に耳を傾け、 気が付けばあっと言う間に見終わった1時間番組でした。
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