イエローカードの想い出

2009-11-20 21:19:42 | 昔話
 机の中の探し物をしていて、何気なくパスポートを入れておく袋を開けてみた。 中から出てきた「イエローカード」をつい想い出に耽りながら見入ってしまいました。 

 去年の今頃に西アフリカのベナン(BENIN)を訪れる計画が有ったのです。 最初は軽く考えてベナンの知人宅を訪問すると言う友人に「僕も行きたい!」と申し出て、10月には一緒に黄熱予防接種証明書いわゆるイエローカードを手にいれたのです。 更に日本に留学でやって来た後にTVなどで活動して稼いだ資金で現地に日本人学校を開いているゾマホン氏の私設秘書みたいな事をやっている方にお願いして、我が家で現地の様子を友人と一緒に聞かせて貰ったりもしたのです。 しかし手配する格安航空券での経由地が明確になるにつれ「モスクワ]「パリ]「モロッコ]と経由して行く旅のルートは、順調に行っても片道40時間以上の疲れる旅になり、モロッコからベナンへの乗り継ぎ便がへたをすると1-2日遅延する可能性も見ておかないとならないらしいと判った。 僕の旅の日程は休暇の残り日数を全部使って前後の週末休日を含めても10日を少し上回る程度しか見込めなかった。 そんな中で、往復の移動で5日以上になるかも知れない旅行日程では辛い旅になるのが目に見えてきた。 それで友人に 「ごめん、 一緒に行くの止める...」と詫びて降りてしまったのです。 職場の上司には「アフリカの旅に出かけて、有給休暇を使い切る11月末には完全退職」の心積もりを伝えてあったのですが、 そちらにも 「ごめん、 一ヶ月退職時期を延期させて」 とお願いし、残った休暇を12月にパラパラ取らせてもらい、完全消化してから昨年末に退職したのです。 あれからもう一年経ちました、早いものです。
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塩辛作り

2009-11-19 20:35:43 | タナカ君的日常
 立川駅ビル地下の食料品売り場に味噌や漬物を扱っているお店がありますが、 そこで漬物3皿と味噌汁、ご飯のセットを5百円で提供している。 白米のご飯が美味しく感じるそのメニューは結構気に入っていて、今日の昼ご飯は、散歩ついでに歩いて行って、そこで食べました。 昼食後、同じフロアにある魚屋さんの売り場で刺身でも食べられる烏賊が出ていたので、塩辛の材料に2杯購入し、家に戻って一休みしてから作り始めました。

 使用するワタが潰れないようにお腹から袋を切り出して保管、 足が入った塩辛は好きじゃないので切り離し、胴体の薄い表皮は剥がして捨てて、水洗いした後、水気を拭い、塩をまぶして手のひらでゴシゴシぬめりを落とし、 自分の好みのサイズ(長さ5cm、幅3mm程度)に切り分けて、再度塩をまぶして手もみ、 それをどんぶりに入れて、その上にとっておいたはらわたの袋を包丁で切り裂いてふりかけ、またまた手もみ。 僕の手でもみくちゃにされた食品はあまり皆さんにお勧めする訳にはいきませんけど、 僕が酒の肴に食べる分には問題ないでしょう。 最後にガラス瓶に入れて蓋をして冷蔵庫に放り込みました。

 実は一週間ほど前に妻が塩辛を作ってくれたのですが、もう全部食べて無くなってたので、今回は始めて自分で作って見たのです。 遊びから帰った妻は、 見た目にもはらわたの量が少なく感じる塩辛の瓶詰めを見て、僕の作業手順を聞いて、 なにやら手順や材料の量で不満が有るらしい。 もう壜詰にしちゃっているのだから後戻りは出来ない。 結果は3日後にはわかるでしょう...
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蜜入り林檎

2009-11-18 11:57:19 | タナカ君的日常
 これから林檎の季節がやって来る話に触れたからでは無いだろうけれど、 宅急便でダンボール箱いっぱいの林檎を長野の友人が送ってきてくれた。 ヘタの所に割れ目傷は入っていたりして、正規の流通ルートには乗り難い物なのだが、それは、果肉の中に蜜がタップリ入っている証明付きみたいな美味しい林檎です。 割れの入ったリンゴは、我が家では食べ切れずに腐らせてしまう可能性があります。 贅沢と言われようとなんと言われようと、ドンドン食べないと痛んでしまいます。 早速、表面をざっと洗って摩り下ろし、木綿の布に包んで絞り、ジュースにして飲んでみました。 摩り下ろしている最中から白い果肉は茶色味を帯びてきます。 売っているリンゴジュースは酸化防止剤などで茶色くならない様にしてますが、 正真正銘の茶色味を帯びた純粋リンゴジュースが出来上がりました。 原料は半分割りした右下の物を見て頂けばわかりますが、 蜜がタップリ入っています。 

 妻は「食べ終わらないうちに痛みが進むから、 近所の友人にも分けてあげたい」と言います。 もったいない気分でもあるけれど、我が家用に半分とって残りを「お好きなようにドウゾ!!」と妻に預けました。 送ってくれたショージ君「ありがとう!」
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季節の果物

2009-11-17 21:24:26 | タナカ君的日常
 今年の秋に入ってから旨い柿を求めて何回試し買いしたことだろう。 僕の好きな柿は品種で言えば種有りの富有柿、 似たような色艶の物で種無しをうたう物があるけれど、あれは好きじゃない。 柿のシーズンに入ってから近くのスーパーや一年前まで勤めていた会社の近くのスーパーと、あちこちの店で買ったのだけれど。 甘さ、適度な硬さの歯ざわりと僕好みの状態の柿の実に巡り会えませんでした。 ある店で一袋買った柿なんか口に合わず、食べずに放って置いてグチャグチャノ柔らかさにしてしまい、捨てた事もあったので、 それ以降はバラ売りを1・2個買って試食する日々が続いていたのです。 そんな中、きのう高島屋の地下の野菜・果物売り場で買った柿は満足できる味でした。 今日は寒い雨で外に出る気がしなかったけれど、 明日晴れたら、また買って行こうと考えています。 

 友達とのおしゃべり会に出かけていた妻が夕方帰って来て「お土産に貰った!」と言って、柿とリンゴを出してくれました。 早速リンゴをご馳走になりましたが、 果肉に蜜が入って美味でした。 これからは柿が終わると次はリンゴの時期になりますね。 平行して蜜柑が始まり、 しばらく間をおいて桃、スイカ、梨、葡萄、と巡る果物の季節。 果物万歳!!の僕ですが、 果物の実の中から種を無くす風潮と、ただ単調な甘さだけの味は好きになれません。 種無し巨峰なんて最悪だと思うのですが...
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最近の増資話

2009-11-16 17:53:22 | タナカ君的偏見
 週末の金曜日の後場に日立の株を295円で1万株購入してありました。 いつもなら1~2円も値上がりしたところで売り払って「一日分のアルバイト代ゲット」となるところなのだが。 週末持ち越した結果はと言えば 3000億円程度の増資とそれにまつわる株式の希薄化による値下がり話が週末の関連掲示板をにぎわし、本日は朝方から15円ほどのGDで始まりました。 昼ごろには増資に関する公式な発表があったとか。 僕はと言えば市場が開いた直後にブン投げましたので、15万円の損失が確定しました。 その後,ダラダラと値を下げて更に10円安くなって終わりました。

 最近の株式会社の増資話は、はるか昔の「無償増資」や「額面増資」が当たり前だった時代の様に既存株主から歓迎される対象では無くなって、「資金繰りに目処がついて破綻を回避できた」なんて暗い話の一部分としてしか扱われないような状況が大半になってしまいましたね。 政府支援や増資などで資金繰りがなんとかなると値上がりする会社の株(今年で言えば、エルピーダメモリは500円から1000円以上に、 東芝は300円程度から500円越えと)が有ったりしますので、 今回ブン投げた日立の株価、今後も注視はし続けます。 しかしこんなところも「株式市場はヤクザな世界だ」と思う理由の一つです。 
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大混雑の高尾山

2009-11-15 19:30:22 | 国内旅行と山歩き
何日か振りにスッキリした青空が広がった今朝、 食パンをトーストして、ソーセージをボイルし、チーズを適量切り分けて、自分の分の朝食を済ませ、ノコノコ後から起き出した妻とは関係無しにハイキングに出かけました。 自転車に乗って立川駅に向かう途中、国分寺崖線下の植木農家の店先で、まだ葉っぱの付いた蜜柑の小袋を買い、コンビにでおにぎりを買って、ハイキング準備完了です。

 立川駅に着いてから行き先を決めるのは何時もの事、今日は中央線の高尾行きが丁度入線して来たので、それに乗って高尾山に出かけました。 JR高尾駅から京王線高尾山口駅に歩いて向かう途中にある私営の駐車場に随分と行楽客の車が入りつつありました。 ケーブル駅でも駅舎の外まで行列が出来ています。 なんだか半端でない混雑の予感がします。 琵琶滝コースをから山頂に向かったのですが、追い越すのが面倒になるくらい人が歩いていました。 山頂に着くとケーブルコースの人も合流して新宿駅のコンコース並みの人出です。 丹沢の山並みを左に従えて雪をまとった富士山が、くっきりと見えていました。

 腰を下ろすベンチも不足がちだったのですが、2人で一つのベンチを占拠してコッフェルでお湯を沸かしている方にお願いして少し詰めてもらい腰を下ろし、おにぎりと蜜柑を食べ始めました。 お湯を沸かしていた隣の2人連れは結構親切な方達で、出来上がったばかりの暖かいスープを紙コップに入れて僕に振舞ってくれました。いやー嬉しかったです。 僕もお返しに持ってきた蜜柑を差し出しました。

 風も弱く穏やかな好天の山頂には次々と人並みが押し寄せて来ます。おにぎりを一つ食べただけで、僕もベンチを開けましたが、 あっと言う間も無く席は埋まりました。 下山コースの途中でわかったのですが昼近くなってもケーブル乗車の行列は長い列であったらしく、ケーブルやリフトの乗車を諦めた人の波が延々と登山コース一号路を登っていました。
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EcoPoint通知

2009-11-14 15:41:14 | タナカ君的日常
 今年の8月に地デジTVを買い、古いTVを廃棄した際のEco pointの申請書類を9月の初旬に郵送してありました。 その提出書類に対する返信書類がやっと郵送されて来ました。 申請時に「登録完了まで1~2ヶ月ほどの期間が掛かるらしい」との話は聞いていたのですが、たっぷり2ヶ月以上掛かりましたね。 内心、「送られてくる書類を途中で抜き取られてしまっているのではないか?」 と心配していたのです。 そもそも申請に対する回答が「エコポイント通知」なる葉書で返送されて来るのも知りませんでした。 僕の場合セブンイレブン等で利用可能な電子マネー”nanaco”に交換したいのですけれど、 そのためには今後、更に下記の”PC作業を行うか” 
 
1. 本日郵送されてきた葉書に記載されている「個人ID」と「パスコード」を使ってエコポイントサイトにアクセス。
2. 電子マネー登録用のメールアドレスを登録。
3. 電子マネー事業者からチャージ手続きに必要な返信を待つ。

”返信葉書に必要事項を記載して送り、返信を待つ” んだそうです。 何時返事が来るか判らん郵送よりも電子メールでの処理の方が早そうだから、そうして見ますけれど... そう思って実際にアクセスして見たら、登録したメールアドレスへの返信は3週間程かかると書いてある。 これまた、何じゃこりゃ状態のスローペースですね。


 たかが1万円相当の補助金の支給にどれだけの人の手間とそれに伴う費用を掛けていることやら。 これはもっと小額の補助金だった、ETC取り付けの際の申請の時も感じた事ですけれどね。
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教えて! 瓢箪の内部処理

2009-11-13 16:11:12 | タナカ君的日常
 瓢箪酒器を作って、酒を入れて飲んだら「これは旨かった!」と記事に書けるものと思っていましたが... 瓢箪の内部の状態が判らないままに、とりあえず酒を1/3程も注ぎ込み、栓をして両手に抱えてユサユサと10分ほど揺すりました。 内部の汚れや臭いはこれで綺麗になっただろうと、勿体無いけれ内部の酒は流しに捨てて、新たに酒を注ぎ込み、その酒を杯に受けて味わってみました。 「粉っぽい・・・!!」が感想です。 なんだか非常に細かな粉末が酒に含まれている感触です。

 桧の杯は口に近づけると香りが鼻腔に入り、Good!なのですが、口に含んだとたん「なんだこれは?」「飲めない!  いや喉に流し込みたくない!」の気分でになります。 でも勿体無いから飲みましたけれど。 

 これから、暫く調査と試行錯誤で瓢箪に入れた酒がまともに飲める様にしないと、このままでは格好つけて外へ持って出るわけには行きませんね。 最初はWEBで調査ですね。 だれか瓢箪内部の処理方法をご存知の方はいらっしゃいませんか? ご存知でしたら是非教えて下さい m(_ _)m
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瓢箪酒器 完成

2009-11-12 16:13:01 | タナカ君的日常
 11月2日の「瓢箪みがき」で紹介した瓢箪と桧の角材から切り分けて作った蓋栓と杯にニスを塗り、登山用の赤い細紐を使って、一組の酒器にまとめてみました。 今度、忘年山行でもあったら、持って行こうと思います。 杯の内側には意識してニスを塗りませんでした。 折角の桧の香りが隠されてしまいますから。 それなのに友達と遊びに出かけて帰って来た妻は「何で杯の内側まで塗らないの?」と余分な事を口走ってくれたりするんですよね。 「内部が汚れたらナイフで削って、また新しい木肌をだせば良いんだよ!」 判ってねえな...兎に角、角材から栓や、杯のくぼみ部分を削りだしている時に発生した桧の香りはとても気持ちが良くて、何時までも削っていたい気分になったりしたものです。

 きょうの主作業はニスの塗装だったのですが、心の中で思ったような均一な仕上がりにはなりませんでした、 でも満足しています。  そんな作業の片手間にした株取引、 含み損を増加させただけで、一日が終わりました。
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名詞の目的は差別化

2009-11-11 11:53:56 | タナカ君的偏見
 民主党・小沢幹事長の高野山での発言「キリスト教もイスラム教も排他的だ。」とやらがWeb上でも新聞紙上でも取り上げられている。 こんな発言なんて高野山につながる皆さん向けのゴマ摺り発言の意味が半分以上と捉えて、ほって置けばよい事だと思うのだけれど、マスコミの皆さんは 「あの地位に居る者の発言としては不穏当だ」とか 「西洋諸国からどう見られるか?」だとか騒いでいる。 僕なんか、この世の全ての事は、排他的、差別的になるように出来ているものだと思っていますから、「当然の理を口にしただけだろ」で済ませます。

 と、まあ こんな風に書き始めてみたけれど、お尻をどう拭って文章を終わらせようかと思いつつ、もう少し続けてみます。 大分前から言葉の差別(差別用語)が問題にされて、色々と公式文書や新聞・TVの報道などでは制限が加えられたりしていますが、 本来、言葉(特に名詞)なんて正に差別(識別・分類)のために用意されているものですが。 そういった中で「いざり」「ちんば」「びっこ」「めくら」「おし」「つんぼ」「ぼけ老人」の類をイケナイ言葉として「肢体不自由」だの「めくら」対極にある目が見える人の事を「晴眼者」なんて呼んでみたり、「ボケ」を「アルツハイマー」なんて気取って見たり。1~3文字で表現出来たものを、長い文字列に変更しただけで、一体なんで他人に優し世の中になるんだ? 罵り、あるいは蔑みの場面でそれらの言葉が使用される事も確かですけれど、あらたな表現を追加したとて当事者が蔑みに対象になるような生活を送っていたら、いつまでも蔑まれるだけでしょう。 「五体不満足」の著者 乙武 洋匡氏に対しては馬鹿にするどころか尊敬しています。 そして五体満足であったはずの前アメリカ大統領ブッシュ政権に対しては「アメリカ国民の怒りをアルカイダやイラクに向け、戦争に突入していった」軍事的強さへの奢り丸出しの行為に「馬鹿だなアイツ、チンパンジー顔は脳みその反映か?」等と心の中で思っていました。

 とりとめなくなって、どうまとめたものか... はい、僕は「右下肢短縮 5cm」の身体障害者 所謂ビッコです。
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