年賀状事情2012

2012-01-08 08:13:02 | タナカ君的日常
 前にも書いたことがあるけれど、60歳を過ぎてからは年賀状を出すのを止めました。 そんな我が家だから、この正月に配達された年賀状の総数は16通、内訳は妻宛が9通、2人の名が併記されたのが4通、 僕宛は3通。 僕に宛てたものは車のディーラーの営業担当者からの物を含んで、この枚数だから個人的な賀状のやり取りはほぼゼロです。 こっちから出さないんだから、相手から賀状が来るはずも無い、至極当然の結果です。 それで何か困るかと言えば、ほとんど困ることは無い。 ちょっと残念なのは子供の頃には楽しみだった抽選での「お年玉年賀切手」が当たる可能性が殆ど無くなった事ですね。

 ところで年賀状には「不幸のあった家には出さない」そんなマナーもあったりする訳ですけれど・・・ 石巻市の小さな漁村を故郷にする知人に聞いた話ですが、津波で何もかも流されてしまった、そんな境遇の人達にとって、付き合いの有った人の住所や電話番号などの情報も失った。 だから身内が無くなるような不幸があったとしても「年賀状でも何でも良いから届くと有り難いんだよ」と、そんな話でありました。 
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柚子ジャム作り

2012-01-07 08:02:32 | タナカ君的日常
 柚子、銀杏、椎茸、大根そんな取り合わせの手土産を、帰省先から戻ってきたという妻の友人が届けてくれた。 その中の柚子を使って作ったジャム、これが殊の外美味しく出来上がり、小さなガラス瓶に入れたそれを小さなスプーンにすり切り一杯程度の量を掬って、紅茶を飲みながらペロリペロリと舐めて「美味しいなー!」と呟いている今日この頃です。

 果物使ったジャム作り、黄色く熟した梅の実でのジャム作りはここ数年の年中行事になっていますが、これからは柚子ジャムも仲間に加えましょう。

 今回のユズジャムは妻がインターネット上でレシピを見つけて作ったものですが、大雑把にその様子を書いておきます。

 まずは皮の処理

 1. 柚子の実を水洗い。
 2. 柚子の皮を内側の綿が付かない程度に薄く剥き取る。
 3. お湯を沸かし、その中に皮を入れて煮立てる。
 4. お湯を捨てる。
    3と4を 3回繰り返す。
 5. 水にさらす。
 6. 皮を千切りにする。

 ついで、中身から大きな種を取り出し、果汁を絞る。

 7. 皮を剥いた実の部分を半分輪切りにする。
 8. 大きな実はとろみを付けるために使用するので取り出す。
 9. 果汁を絞る。 絞りカスは捨てる。

 最後に煮れば出来上がり。

 10. 皮、果汁、種に水を少量加えて皮を煮る。
 11. 砂糖を適量加えて煮詰める。

 あまりに美味しかったから、もっと沢山作ろうと、近所の柚子の実をつけた樹から6個ほどくすねて来て、再度同じ様に加工してみたのだが... そっちのジャムの出来は今一つだった。 最高の味となるポイントが何か? 素材の違いか? 湯煎時間の違いか? 何回か作れば腕が上がるでしょう。
 
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10日ぶりの囲碁の対局

2012-01-06 19:39:31 | タナカ君的日常
 暮の27日から年明けの今日まで10日間、公民館を会場とする囲碁はお休みになっていました。 そして、いよいよ今日から今年の囲碁の対局が始まりました。 12時に昼食を食べ始め、食べ終わるとすぐに自転車に乗って「公民館へGo!」、 そして夕方5時迄、対局を楽しんで来ました。

 「脳を充分使った!!」そんな気分と「良い碁が打てた!」の気分が合わさって、久しぶりに充実した1日でした。
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新春の買い物

2012-01-05 20:48:20 | タナカ君的日常
 正月の2日、スキー場からの帰り道に松本市郊外のスポーツ用品店に立ち寄って妻はスキー靴を購入した。 暮には故障したからと言って修理せずに自転車の買い替えもしている。 それに引き替え僕は年が明けて、もう5日も過ぎたけど、何も買い物をしていない。 なんだか損した気分を抱えながら新春の売出をやっている電器屋さんに遊びに行くと、 前々から欲しかったKENWOODのSDカード等のメディアも扱えるミニコンポが、新春売り出し価格で並んでいた。 型式と値段を記憶にとどめて一旦家に戻り、Amazonの通販サイトで価格をチェックしてみたらケーズデンキの値付けの方が僅かに安かった。 カード会員の割引で更に5%は安くなる筈だからケーズデンキで購入した方が得です、 そこで自転車に乗って店に取って返し、 新春の買い物をして帰って来ました。

 昨年暮れからの妻の買い物に較べれば、自転車より安い値段だったから、少し買い足りない気分がしないでも無いけれど、4GのSDHCメモリカード480円/1枚も4枚買った事だし、一応これで満足しておきましょう。
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賽銭開き

2012-01-04 14:22:29 | タナカ君的日常
 テレビのニュースを見ていたら「賽銭開き(サイセンビラキ)」そんな言葉が聞こえてきた。 三が日も過ぎた今日はそんな日なのですね、やっていたのは明治神宮だったかと思います。

 我が家の近くの神社でも散歩途中に立ち寄った時の事ですが、氏子の世話人さん達が「賽銭開き」をしている最中でした。 「おっ、賽銭箱を開けている!」そう思って「写真撮らせてもらって良いですか?」と聞くと、冗談めかして「税務署の人でなけりゃ良いよ」との返事でした。 箕にかき集めていたお賽銭、 写真の様に紙幣は千円札が数枚で、全体的には茶色く見える10円玉が大半を占めていました。 白く見えるのは100円玉、チラホラとアルミの白い1円玉も混じっていますね。 総額は幾らになるか判りませんが、小さな神社でもお参りに来た人数の多さが忍ばれます。



 ところで皆さんは「今年は明るい年で有ります様に」と祈ったのでしょうか? 僕は社前で手を合わせながら身近な人の顔を一人ひとり思い浮かべましたが、特別なお願い事はしませんでした。

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断水中の山荘で

2012-01-03 14:19:50 | 国内旅行と山歩き
 「断水中、水が出ません」「風呂場に汲み置いた水を使って下さい」そんなメモ書きが山荘の居間のテーブルに乗っていたのは、 大晦日の昼少し前、他の皆さんはスキー場のゲレンデに出払っていて誰もいないヤナバの山荘に到着して中に入った時の事でした。 そして2晩を過ごして昨日帰って来るまで、断水はずっと続いていました。 

 水の自由に使えない生活と電気を自由に使えない生活を選べと言われたら、貴方はどちらを選びます? 僕だったら水の自由に使える生活の方を選びます。 それは経験すれば皆んな同じ気持ちになるんじゃないかと思います。 水が自由に使えない不便さは相当な物がありますからね。

 10人に近い人数が毎日生きて行くために必要な水の量、それは水の得にくい縦走登山の時の事を考えてみると、毎日最低でも一斗缶で1つ分程度は必要だと思います。 風呂場の入り口には大きめ(60リッター以上か?)のポリバケツに水を貯めてありましたが、目に見えて減って行きます。 当然ですよね、蛇口を捻れば水の出る生活している人達が毎日食事作ったりしているのですから。 水の使用量をセーブする要因は貯留してあるバケツの中には小さな葉っぱの欠片等が僅かに浮いている様子が見えたり、蛇口を捻っても水が出ない現実が見えているからでしょうか? そんな訳で毎日10リッター程のバケツ2つと大きめの飲料水のペットボトルを持って裏手の沢に降りて行く水くみ作業が必要でした。

 その裏手の沢からの水汲み仕事、 距離的には玄関から1分程度で到着出来る近さだけれど、雪のある状態の中を沢の側に降りて水汲みをするには長靴履いたり、雪かき用のスコップで下準備に除雪をする時間も必要だし、 沢の水量も減っていて、バケツを満たすには時間がかかるし、結局水汲み作業には10分近く時間が掛かったんじゃないかな。

 Topの写真は水汲みのために沢に降りていく手前に積んであるキノコのホダ木の様子です。 赤いテープの巻きつけてあるそれは、僕が東京に持ち帰っておいたものを、今年の秋のシーズンまで寝かせて置くために、また山荘に持ち帰った分です。

 ところで年越し目的に出かけたヤナバの山荘からは昨日帰って来ました。



 連日の好天も帰りの日には朝から雪、塩嶺トンネルの辺りを走っている時には視界に不安を感じる程の降雪で思わずスピードをセーブする程でした。 でも諏訪湖SAでカメラを準備して、助手席の妻に撮影を頼んだ時には雪雲の下を通り抜けてしまったらしく、軽い降雪の写真にしかなりませんでした、ちょっぴり残念というか反面ホットしましたよ。
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元旦の夜

2012-01-02 08:15:56 | 国内旅行と山歩き
 元旦の夜、 夕方までスノボを楽しんでから帰宅した二人と、ショージ君も自宅に戻ってしまったけれど、昼間に新たに到着した2人がいて、結局同じくらいの人数での夕食となりました。 夕食にはショージ君の奥さんからおせち料理の差し入れがあって、その四角いお重に綺麗に詰められた料理を始めて見ると言う人もいて、まずはその写真撮影から始まって、それを肴にビール・ワイン・日本酒何でもありの宴会が始まりました、 でも結局最高のつまみはお喋りだったかな。 

 インドネシアの発音      日本語の意味

   チンチン   =     指輪
   Manko     =     お椀

そんなたわい無い事を話題にして、大笑いしながら夜が更けて行きました。
  
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鹿島槍スキー場で・・・

2012-01-01 13:39:41 | 国内旅行と山歩き
 2012年への年越しの夜、写真の顔ぶれが簗場の山荘に集いました。 山荘の主・ショージ君、以下国籍を並べると韓国、インドネシア、、ベトナム、バングラデシュ、日本の面々です。 大半のメンバーは留学生やその前段階として日本語学校に在籍中などの人たちで結構流暢に日本語をしゃべります。 だから「青信号は渡れ、黄色は注意して渡れでしょ・・・」「そして赤信号は 警官に注意して渡れです」とか、 「昼間から酒を飲んできたから、もうあまり酒を飲まない」と言った人に「何故昼間から酒飲んだの?」と質問して、ああだこうだと苦労しながら理由を説明を始めた人に対して 「お前、違うでしょ! 酒瓶のラベルに、お酒は20歳からと書いてあるけど飲む時間について規制して無いでしょ」 「だからいつ飲んでも良いんだよ」 そんな馬鹿げた話をしながら笑い転げて、新年のカウントダウンの時間までお喋りに盛り上がっていました。 そのお喋りの中身には真面目な話も混じります。 例えば、ベトナム沖の南沙諸島に対する中国とベトナムやフィリピンとの不都合な関係、 「中国政府は南沙諸島の島々の中の無人島に自国民を送り込み住まわせ、中国人が住んでいるから中国の領土だ!!」と強弁しているそうです。 日本のマスコミではそんな事情まで報道しませんがね。

 全員スノーボードを楽しむ目的もあります。 全くの初心者から、スキー場のシーズン券を持っている人までいます。 僕はと云えば「スキーはやらない、 雪の山荘での年越しだけ楽しむ事にする」そういって出発して来たのですが、 無風快晴の中で北アルプスの白銀の山並み見てしまったら気持ちが揺らいでしまいました。 大町郊外を簗場に向かう車中、運転しながらハッキリした口調で呟いて見ました「こんなに良い天気でスキー場は最高だろうな?!」、「また骨折するのいやだけど、スキー履いて見るといったら、どうする?」 それに対する妻の返事は 「やれば」 の一言。



 鹿島槍スキー場の上部ゲレンデにあるパトロール詰め所、そこへは一年前の転倒骨折事故の際に世話になったお礼に訪れる予定はしていたけれど、 妻の一言には 「また骨折したとしたら、面倒見るわよ」 のニュアンスも含まれている事にして、 大晦日には午後券買って滑って来たし、 元旦(今日)の午前中にも鹿島槍のゲレンデに行って滑って来ちゃいました。 転ぶから骨折するのだから、 転ば無い様に注意してね。

 まあ僕の決心なんてこんなモノ、簡単にコロコロ変わってしまうのも良いところかも知れません。 
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