大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/23。コチドリを待つ。

2009年06月23日 | Weblog
 コチドリは、6/12に人工川の干上がった枡形池から飛び出したのを観察以来出合いなし。
 その後「ひでキング」さんや「亜子」さんが観察し、時々観察情報をいただく「りかちん」さんからも、見ましたとのメールもあった。
 昨日も雨の上がったのを見定めて午後3時ごろから出かけたが見当たらない。

 今日はコチドリ一本に絞るつもりで出かけた。現場に着いたのが 6:30頃。そっと下をのぞくとハクセキレイの幼鳥2羽とキジバト。コチドリはいない。
 今日は来るまで待ってやる!。ちょうどベンチがあって座っていればいい。
 ただし日差しがでてくると暑い。チョウが飛びまわるので暇つぶしに撮影。アカタテハ、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモンなどなど・・・?。間違っているかも知れない。

 木陰に行ったり、下をのぞいたりしていると 7:45 来たぁ!コチドリ1羽。
 少し離れたところでじっと動かない。数枚撮影して双眼鏡で観察。しかし1分もしない内に飛び立つ。
 8:20 「ピピピピッ」の声とともに2羽やってくる。よしよしと独り言を言いながら撮影。右に数歩歩いて止まり、左に数歩歩いてとまる。いわゆる千鳥足だ。
 2羽に夢中になっていると、再び「ピピピピ」の声とともにさらに2羽飛来。「ワッー凄い」顔がほころぶ。

 定点観察をしているからこそ、コチドリひとつでこんなに幸せになれる。皆さんもぜひ、何か「テーマ」を決めて観察、撮影されることをお勧めしたい。
 かつて、私も珍鳥情報で全国を駆け巡っていた時期があった。話せば語りつくせないほどたくさんの思い出がある。出合いに飛び上がっことも、悔しくて眠れなかったことも、親切に涙したことも、人とは思えない最低の連中に会ったことも。今はみんなひっくるめて懐かしい思い出だが。今は大阪城公園だけでそれを上回る感動や思い出がある。

●今日の観察種。
 ツバメ、シジュウカラ、カワウ、ハクセキレイ、コチドリ、ササゴイ、アオサギ、メジロ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 

 


 

 

 
 
コメント (2)
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