大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/5。今日も立派なムギマキが。

2010年11月05日 | Weblog
 朝は日射しが心地いいが、しばらくすると日蔭の方が・・・。温度差が激しいこのごろ。 知り合いが、銀杏の実を拾っていた。置いておくと部屋の中が臭くて臭くてと言いながら。
 私も以前はよく拾ったが、手間が大変なのと臭いのと、その上茶碗蒸しなどそれほど食べないので止めてしまった。

 前回のブログのタイトルをムギマキが3羽としていたが、その後種々の観察情報があり、総合すると11/3のムギマキ観察数は7羽~8羽となった。
 今秋はムギマキの当たり年と言える。過去一日の最多観察は6羽だったので、今秋は大阪城公園の新記録だ。

 今日も音楽堂西側上で十数人が撮影中。大阪城公園でのムギマキは、♂の若い個体か♀が比較的多いが、これは立派な美しい♂の成鳥だ。今期♂成鳥が多いのも特徴的。

 梅林でミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオジロと ※エンベリザ3種。カメラのモニターで写真を見せてもらう。草の中に入っているようで私は見られず。
 代わりに梅林内でマミチャジナイ3羽。通路で見かけたがすぐに飛ばれる。

 ジョウビタキは今日も多く、修道館裏、豊国神社裏、梅林、天守閣東配水池、人工川などなどで計13羽。ここしばらくがピークでそのうち減少する。
 ツグミ、シロハラも各所で見られる。ただし樹上が主で地上に降りているのはごく少ない。

 音楽堂西側上でムギマキを見ている時に、シジュウカラ、コゲラ、エナガ、メジロの混群が通過する。先日もこのグループを見かけた。エナガは4羽を確認。
 一緒に行動していたのではないだろうがアトリが1羽。先日もこの混群時にアトリ1羽を見ている。

 北外堀のバン、オオバンはともに滞在中。個体識別できないので断定できないが、昨年越冬した2羽ではないかと思ってしまう。
 ヒドリガモは内堀にも増加してきた。もともとヒドリガモは北外堀より、内堀で越冬していたものだが。
 南外堀にヨシガモ♀型1羽。オカヨシガモ2羽と行動。

 追加:キクイタダキ3羽+。みどりのリズム。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、ジョウビタキ、メジロ、シロハラ、モズ、シジュウカラ、マミチャジナイ、メボソムシクイ、イカル、ムギマキ、コゲラ、エナガ、アトリ、ヤマガラ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 アオサギ、ヒドリガモ、コガモ、ハクセキレイ、カワウ、キンクロハジロ、カイツブリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ササゴイ、コサギ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、キセキレイ。


※エンベリザ=ホオジロ属のこと。バーダーの間ではこう呼ぶ事が多い。
カッコウの仲間は 「トケン」 と言うように、他にもバーダーの間でよく使われる言い方はたくさんあり、例えば 「ソリハシセイタカシギが出た」とは決して言わないで 「アボセットが出た」 と言う。 
 
 

コメント
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