大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/9。木枯らしの大阪城公園。

2010年11月09日 | Weblog
 寒いな~。木枯らしが吹いて一気に冬の風情。体や気持が冬に対応していない。早く帰りたくなる。
 木々は紅葉しているが・・・。紅葉は種々の気象条件がそろった秋に、一気に進んで美しくなるそうだが、今秋の大阪城公園はそれほどでもない。

 各地からマヒワの話が伝わる。大阪城公園でも群れが飛び回る。今朝は梅林から内堀の上を60羽+の群れが飛び回った。
 今期、大阪城公園で最も多い時は100±羽が見られたらしい。
 ツグミ11羽、シロハラ16羽と目立ってきた。地上採餌も見られるようになってきた。今日の風とともに冬の到来を感じさせる。

 第二寝屋川から北外堀でセグロカモメ1羽。背面はいつも見る明るい灰色でなく褐色が見える。詳細は分からないが、成鳥でなく第3回、第2回冬羽の個体だろう。ユリカモメ9羽群れも飛び回る。

 昨日、「カモメ識別ハンドブック改訂版」(氏原巨雄・氏原道昭 著 文一総合出版)が届いた。これからの季節、カモメウオッチングに絶対お勧めの1冊だ。初版より一段と分かりやすく使いやすい。 ページを繰っていると、大和川へ出かけたくなってくる。

・氏原巨雄 氏のブログ 「氏原巨雄の雑記鳥」 http://redshank2.exblog.jp/ 
・氏原道昭 氏のブログ 「MU's Diary」 http://ujimichi.exblog.jp/     
ややマニアックではあるが、大変役に立ち面白い。カモメ、カモ、シギチが好きな方は、見るとのめり込むかも。(HP大阪城公園鳥だよりとリンク)

 日本野鳥の会 大阪の機関紙「むくどり通信」11月号で「大阪のカモメ カモメ観察の楽しみ」の特集。大和川で観察を続けておられる岡林さんの記事がでている。
 数年前にはカモメを勉強しようと大和川へ何度か足を運んだ。岡林さんにもご指導いただいたことがある。多分幼稚園レベルに見られただろう。
 結局、行ける回数は少なく、たいした勉強にはならなかった。しかし、岡林さんのカモメに対する情熱には感激し教えられた。大阪城公園をテーマとしている私に、新たに意欲が芽生えたのは間違いない。
 負け惜しみで言うと、まだまだ分からない事が多いのは、先の楽しみも多いと言う事だ。

●今日の観察種。情報含む。
 メジロ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、マヒワ、シジュウカラ、モズ、アトリ、アカハラ、マミチャジナイ、アオジ、カワラヒワ、ヤマガラ、コゲラ、エナガ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、コガモ、アオサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワウ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、コサギ、カワセミ、マガモ、カルガモ、オオバン、バン、ホシハジロ、ハシビロガモ、セグロカモメ、ユリカモメ。

 
 
 
コメント (4)
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