大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/17 オシドリ2羽 大阪城に!

2013年12月17日 | Weblog
 西の丸庭園は、イルミネーションなどの会場に(泣) 西の丸庭園を、ただの広い空地だと思っているよう。

 世界の大きな都市には公園・緑地がある。ニューヨークのセントラルパーク、ロンドンのハイド・パークなどなど。
 大都市には、広い緑の空間が必要だからだ。

 行事でカモたちへの影響が心配されるが、私は大丈夫だと思っている。
 一つは、西の丸庭園と天守閣の西面だけだから。 もう一つは、カモたち野鳥は、賢くてたくましい生き物だから。深夜大阪城公園へ帰る目印くらいなもん。
 いずれ、開始前と開会中と、その後のカモ数など影響を精査しようと思っている。

 人は地球上に現れてわずか数百万年。鳥は1億数千万年。まさしくケタが違う。人が賢いなんて思い上がりも甚だしい。
 人類の歴史が今までの10倍になっても数千万年。それでも鳥には及ばない。まして、そこまで人類は存在していないだろう。

 飲みながらこんな事を書いていると、どんどん話しが変な方に進んでいく。 要は、私は人より鳥が好きっていうこと。 失顔症もそのせいか。

○オシドリ2羽で小踊り!
 東外堀、オカヨシガモやオオバンを必死にカウント。奥の方もと石垣沿いに双眼鏡を動かしているとオシドリ!
 「おー!」 思わず声が出る。小踊りしてしまいそう。

 オシドリは越冬場所に行けば確実に見られる。だからそれほど感激されない。 でも私は、大阪城公園でオシドリに合うと小踊りしたいくらいうれしい。 毎年1度来るか来ないか程度。

 
 神の摂理というか、進化の妙技というか、※性選択の結果というか、なぜあれほど見事に着飾っているんだろう。 女性を引きつける為だけなら、頭をちょっと輝かせてマガモ程度で充分に思うが。
 女性の要求は限りないのかもね! 男はつらい。

○オオバンとうとう40超え。
 東外堀17羽。西外堀2羽。北外堀23羽。合計42羽。
 今日のタイトル。オシドリかこちらか迷った。 でもこの調子ならまだまだ増加の可能性あり。

 大和川で観察を続けておられるOさんのブログ 「よろずやBoobyの自然観察」 の11/25に 「8年ぶり2回目」 とオオバンが出ている。
 やはり、大阪でオオバンが増えているのは間違いない。

 Oさんはカモメで分からない時、氏原先生とともに教えを乞う方で、いつも師匠と感謝している。
 最近では、この秋に第二寝屋川に飛来したセグロカモメがいつもと印象が違ったので、写真を送り詳しく教授いただいた。

 私はいつも、大阪城公園の記録を正確なものにするため、自信がない場合は詳しい方に教えていただくことにしている。

 「よろずやBoobyの自然観察」 で検索してください。 なかなかいいですよ。 ちなみにお子さんもブログをされているようで、タイトルは 「「よろずや子Boobyの自然観察」 何と 「子」 が付くだけ。

○オカヨシガモ落ち着いてきた様子。
 東外堀に101羽。内堀に9羽。合わせて110羽。 だいたいの数はこんな感じ。100羽強。

○ヨシガモ、各堀に分散か。
 東外堀に♂3羽。内堀に♂4羽。北外堀に♂1羽。最も多いのが南外堀、♂6羽・♀12羽。合計26羽。総数としてはそれほど多くないが、本種としては貴重な越冬地。

○モズがはやにえを。
 教育塔裏の人工川でモズ♂が地面から飛び上がったと思うと、くわえたミミズ様の生きものを枝に刺そうとしている。

○カイツブリ。東外堀と南外堀各2羽。

○セキレイ。
・ハクセキレイは各所で9羽。
・キセキレイは北外堀で2羽。

○カワウ、今日は比較的多かった。
 最近少なかったが、南外堀、西外堀、内堀で計10羽。

○カワラヒワ。7羽が音楽堂西上のタイワンフウに。アトリは混じっていなかった。

○ヒヨドリ。
 各所で目立つ。6番やぐら前のつくばい風の石。鳥たちが水場に利用している。今日はヒヨドリ13羽が集まって水浴びなど。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、モズ、ツグミ、キセキレイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、オシドリ、カイツブリ、オオバン、カイツブリ、ハクセキレイ、アオサギ、キセキレイ。 

※=性選択
 異性間選択は、美しい羽、目立つ羽などが配偶者の獲得に有利なため、より多くの子孫を残し、その形態特徴が顕著になってくるように進化すること。
 同性内選択は、♂の戦いで、装飾の派手さが戦いに有利に働くときは、その派手な子孫が残り♂は派手な装飾へと進化するとの考え。=雌雄選択や雌雄淘汰ともいう。
コメント
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