この時期にしては、それほど冷え込んでいない朝。 冬至にしては暖かい。しかし大阪城に着くと、第二寝屋川の川面から霧のように蒸気が上がって辺りがもやっている。
何故か分からないが、川の水温がかなり高いのだろう。
可愛いい幸運の女神に会った。太鼓やぐら跡から豊国神社の方に向うと、大阪の晴姫さんと、Hさんご夫婦と、可愛いい女の子。
「ももはちゃーん」 と声をかけながら、両手を伸ばして近付くと、彼女は真剣なまなざしで私を見る。
この前、抱っこしたやろ♪ と恐がらさないように笑顔で近づくが、彼女は 「このおっさん、何?」
なかなか心を許してくれない。
その内、6番やぐら横の大きな茂みの中からメジロ、そしてキマユムシクイが出てくる。
キマユだ!
今期、初の出会い。
喜んでシャッターを押す。写真的にはどうか、でも識別には全く問題ない写真が撮れる。
よかった!
晴姫さんから、
「彼女が居なかったら、元山さんはすぐに行ってしまったやろ。彼女が居たからキマユムシクイに会えた」
その通り。彼女が居なかったら、軽く挨拶を交わしてこの場を後にしていた。
彼女は可愛いい幸運の女神☆☆☆
市民の森では今日もキクイタダキに会えた。
西外堀では、カンムリカイツブリがいつものように。ただし、バンが見当らない。前回は2羽に会ったのに。
西外堀でバンを探して双眼鏡で端から順に見ていると、突然雰囲気の違うカイツブリが!
1秒後には、・・・ハジロや! より近くで見える方へ必死で走った。
やった。ついにハジロカイツブリ♪ 会いたかった奴。
大阪城公園では過去に1回のみ。2006年の10月27日に北外堀で観察されたのみ。写真もない。
走りながら、ついに大阪城公園で会えた。念願のハジロ!
対岸近くで距離はやや遠いがとりあえず、証拠にとカメラを向ける。数枚シャッターを切る。息が切れている。
そこで初めて・・・ん? ハジロ? ただカイとちゃうか?
双眼鏡を持った腕を柵に押し付けて安定させ、じっくり確認。目の色が・・・。顔の柄も・・・。大きさも・・・。カンムリカイツブリのように首を伸ばしていた姿勢が、首を戻すと普通のカイツブリ。
落胆。念のためカメラのモニターを拡大してみるが、いつものカイツブリ。
あーあ。一気に気持ちが落ち込む。さめる。
先の幸福感は何。
よく見ていると、このカイツブリ、首をまっすぐ上に伸ばした姿勢が好きらしい。この姿が、ただカイじゃない。騙された。
西の丸庭園に入る。入口の受付嬢といつものように少し世間話。
今日は私が一番の客だという。しかし65歳以上の大阪市民。無料なので客と言われると気をつかう。
迎賓館西横の山茶花、そこに着くとすぐに声が聞こえる。
やがてどこからか飛んでくる。尾を上げていい姿。ニシオジロビタキ。
何故かこの声は聞こえる。
1月号バーダー誌の記事で、「ホオジロ類の地鳴きを聞き分けるコツはあるのか?」 という記事があった。
その中で、なるほどと納得したのが、ホオジロの音域 「8000Hzから11000Hzと高い」 とある。数年前に、数メートル前のヨシ原で、そこでホオジロが鳴いていると指さされても全く聞こえなかった。
「ほら、今鳴いた。そこで鳴いてる。ほら!」 全く聞こえなかった。
そこや。ほら! 目の前のヨシの茂みを指さされたが、聞こえなかった。
先日のブログにも書いたが、9000Hz辺りがぎりぎり。それも室内で耳に集中して。
やはりホオジロは無理だったんだ。
これが現実。でも悲しくはない。年齢は重ねても老いていない。夢を持っているから。
ちなみにその記事によると、
カシラダカ 6500~9500Hz この範囲なら、聞こえる場合もありそう。
ミヤマホオジロ 8000~12000Hz これは無理かも。
アオジとクロジが 7000~11000Hzで同じ。場合によれば聞こえそう。ただし両種の区別、地鳴では難しいとある。
音楽堂西上のツツジの植え込みでアオジが越冬する。ごくまれにクロジも。こうなると姿を確認しないと地鳴だけでは間違う恐れもある。
豊国神社裏を向かうと、オオタカの幼鳥がとまっている。一人のカメラマンも。ただし朝日に向って逆光気味。写真向きではない。
飛び出すと堀沿いにゆっくり西へ。カメラマンからこの鳥は何だった?聞かれる。
豊国神社東の水場近くに着くと知り合いが、今ここにオオタカがとまっていたと。
どうもこの場所から、少し西へ移動して先の場所に移ったよいうだ。
「日本ワイルドライフアート協会」 の伴義之氏から 「ワイルドライフアート展2016 水と生きものたち」 の案内が届く。
伴氏は、10年ほど前に大阪城公園の野鳥をまとめた時に、イラストをお願いした以来の知り合いである。
いつも案内をいただくが、何分東京のこと。簡単に出かける事も出来ず、恐縮している。
今回の案内はがきの作品が面白い。 同協会名で検索すると出る。「あいこでしょ」 という大島信行氏の作品が使われている。
この協会の野鳥の作品がいつも素晴らしい。大阪で開催されるなら必ず出かけている。惜しい。
今日のオオバンは合計82羽。
すべての堀で見られたが、内堀5羽は初記録。驚いた。どこまで増えるんだろう。
オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計150羽。
ヨシガモ 東外堀、南外堀、内堀の計21羽。内堀では美しくなった♂数羽が♀を取り囲み盛んに求愛行動が面白く見飽きない。
ヒドリガモ、すべての堀で計229羽。
カルガモ 東外堀、人工川、西外堀、内堀で計22羽。
ハシビロガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計33羽。
コガモ、南外堀、西外堀、内堀で計21羽。
ホシハジロ 東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計161羽。
キンクロハジロ 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計110羽。
●今日の可愛い鳥たち。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、カワウ、セグロカモメ、ツグミ、オオバン、シロハラ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アトリ、シジュウカラ、アオジ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、オジロビタキ、キマユムシクイ、オオタカ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
何故か分からないが、川の水温がかなり高いのだろう。
可愛いい幸運の女神に会った。太鼓やぐら跡から豊国神社の方に向うと、大阪の晴姫さんと、Hさんご夫婦と、可愛いい女の子。
「ももはちゃーん」 と声をかけながら、両手を伸ばして近付くと、彼女は真剣なまなざしで私を見る。
この前、抱っこしたやろ♪ と恐がらさないように笑顔で近づくが、彼女は 「このおっさん、何?」
なかなか心を許してくれない。
その内、6番やぐら横の大きな茂みの中からメジロ、そしてキマユムシクイが出てくる。
キマユだ!
今期、初の出会い。
喜んでシャッターを押す。写真的にはどうか、でも識別には全く問題ない写真が撮れる。
よかった!
晴姫さんから、
「彼女が居なかったら、元山さんはすぐに行ってしまったやろ。彼女が居たからキマユムシクイに会えた」
その通り。彼女が居なかったら、軽く挨拶を交わしてこの場を後にしていた。
彼女は可愛いい幸運の女神☆☆☆
市民の森では今日もキクイタダキに会えた。
西外堀では、カンムリカイツブリがいつものように。ただし、バンが見当らない。前回は2羽に会ったのに。
西外堀でバンを探して双眼鏡で端から順に見ていると、突然雰囲気の違うカイツブリが!
1秒後には、・・・ハジロや! より近くで見える方へ必死で走った。
やった。ついにハジロカイツブリ♪ 会いたかった奴。
大阪城公園では過去に1回のみ。2006年の10月27日に北外堀で観察されたのみ。写真もない。
走りながら、ついに大阪城公園で会えた。念願のハジロ!
対岸近くで距離はやや遠いがとりあえず、証拠にとカメラを向ける。数枚シャッターを切る。息が切れている。
そこで初めて・・・ん? ハジロ? ただカイとちゃうか?
双眼鏡を持った腕を柵に押し付けて安定させ、じっくり確認。目の色が・・・。顔の柄も・・・。大きさも・・・。カンムリカイツブリのように首を伸ばしていた姿勢が、首を戻すと普通のカイツブリ。
落胆。念のためカメラのモニターを拡大してみるが、いつものカイツブリ。
あーあ。一気に気持ちが落ち込む。さめる。
先の幸福感は何。
よく見ていると、このカイツブリ、首をまっすぐ上に伸ばした姿勢が好きらしい。この姿が、ただカイじゃない。騙された。
西の丸庭園に入る。入口の受付嬢といつものように少し世間話。
今日は私が一番の客だという。しかし65歳以上の大阪市民。無料なので客と言われると気をつかう。
迎賓館西横の山茶花、そこに着くとすぐに声が聞こえる。
やがてどこからか飛んでくる。尾を上げていい姿。ニシオジロビタキ。
何故かこの声は聞こえる。
1月号バーダー誌の記事で、「ホオジロ類の地鳴きを聞き分けるコツはあるのか?」 という記事があった。
その中で、なるほどと納得したのが、ホオジロの音域 「8000Hzから11000Hzと高い」 とある。数年前に、数メートル前のヨシ原で、そこでホオジロが鳴いていると指さされても全く聞こえなかった。
「ほら、今鳴いた。そこで鳴いてる。ほら!」 全く聞こえなかった。
そこや。ほら! 目の前のヨシの茂みを指さされたが、聞こえなかった。
先日のブログにも書いたが、9000Hz辺りがぎりぎり。それも室内で耳に集中して。
やはりホオジロは無理だったんだ。
これが現実。でも悲しくはない。年齢は重ねても老いていない。夢を持っているから。
ちなみにその記事によると、
カシラダカ 6500~9500Hz この範囲なら、聞こえる場合もありそう。
ミヤマホオジロ 8000~12000Hz これは無理かも。
アオジとクロジが 7000~11000Hzで同じ。場合によれば聞こえそう。ただし両種の区別、地鳴では難しいとある。
音楽堂西上のツツジの植え込みでアオジが越冬する。ごくまれにクロジも。こうなると姿を確認しないと地鳴だけでは間違う恐れもある。
豊国神社裏を向かうと、オオタカの幼鳥がとまっている。一人のカメラマンも。ただし朝日に向って逆光気味。写真向きではない。
飛び出すと堀沿いにゆっくり西へ。カメラマンからこの鳥は何だった?聞かれる。
豊国神社東の水場近くに着くと知り合いが、今ここにオオタカがとまっていたと。
どうもこの場所から、少し西へ移動して先の場所に移ったよいうだ。
「日本ワイルドライフアート協会」 の伴義之氏から 「ワイルドライフアート展2016 水と生きものたち」 の案内が届く。
伴氏は、10年ほど前に大阪城公園の野鳥をまとめた時に、イラストをお願いした以来の知り合いである。
いつも案内をいただくが、何分東京のこと。簡単に出かける事も出来ず、恐縮している。
今回の案内はがきの作品が面白い。 同協会名で検索すると出る。「あいこでしょ」 という大島信行氏の作品が使われている。
この協会の野鳥の作品がいつも素晴らしい。大阪で開催されるなら必ず出かけている。惜しい。
今日のオオバンは合計82羽。
すべての堀で見られたが、内堀5羽は初記録。驚いた。どこまで増えるんだろう。
オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計150羽。
ヨシガモ 東外堀、南外堀、内堀の計21羽。内堀では美しくなった♂数羽が♀を取り囲み盛んに求愛行動が面白く見飽きない。
ヒドリガモ、すべての堀で計229羽。
カルガモ 東外堀、人工川、西外堀、内堀で計22羽。
ハシビロガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計33羽。
コガモ、南外堀、西外堀、内堀で計21羽。
ホシハジロ 東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計161羽。
キンクロハジロ 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計110羽。
●今日の可愛い鳥たち。
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、カワウ、セグロカモメ、ツグミ、オオバン、シロハラ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アトリ、シジュウカラ、アオジ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、オジロビタキ、キマユムシクイ、オオタカ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。