大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

マミジロ、サンコウチョウなど夏鳥賑わう 2019.9.16

2019年09月16日 | Weblog

 汗かきの私にはまだ辛い暑さだった。  一番やぐらでは酒の会会長ほか面々が宴会の準備中。ちょうど買い出しに行っているとことろだと。

 観察情報だけ聞いて早や目に後にする。クワバラクワバラ。 なにしろうわばみみたいな連中だから、捕まったらぐるぐる巻にされて死ぬほど飲まされる。

 今さら言ってもしかたないが、30年ほど前なら、うわばみ相手でも平気だった。その記憶が残っているだけに悲しい。

 市民の森で大将からマミジロ♀の観察情報。もちろん今期初。ちょっと前にクロツグミを聞いた覚えがあるので、大型ツグミとしては2種目。

 その後、酒の会の秘書室長から、マミジロが市民の森の水場に下りてきたと。ちょうど居合わせた方々は幸運。

 奈良の野鳥のグループの方から、今週に大阪城公園で探鳥会を行うと聞いて 「大阪城公園の野鳥 26年間の全記録」 をプレゼントした。 もう2年以上前の本になるがまだ数十冊残っている。

 鳥見の会の後で、ゲームの記念品に使っていただけたらと。 今後大阪城公園で探鳥会を予定しているグループの方は連絡をどうぞ。プレゼントいたします。 

〇コガモ 南外堀で9月14日に1羽が初認されてその後2羽に。

〇サンコウチョウ 1羽 市民の森。

〇コゲラ 1羽 沖縄復帰の森。

〇エゾムシクイ 3羽 沖縄復帰の森、教育塔裏、市民の森。

〇カルガモ 6羽 西外堀。

〇キビタキ ♂9♀型9 市民の森、音楽堂西側上、一番やぐら、梅林南側上桜広場、教育塔裏、飛騨の森その他、各所に多し。特にいつもより♂が目立った。

〇オオルリ ♂3♀4 太陽の広場東の森、一番やぐら、市民の森、教育塔裏、梅林南側上、その他。

〇ヤブサメ 2羽 市民の森、飛騨の森。

〇マミジロ♀ 1羽 市民の森。石の水場にも。

〇エゾビタキ  3羽 天守閣東側配水池、教育塔裏、飛騨の森。

〇メボソムシクイ・オオムシクイ 1羽 教育塔裏。

〇コサメビタキ 1羽 飛騨の森

〇オオタカ 1羽 西の丸庭園上空。

 

◆◆アオサギ(1992.11.28 西外堀) 

 首を縮めて飛ぶ姿はツルのように優雅でないが、長く伸ばして立っている大きな体は、なかなか見ごたえがある。

 2羽が堀の上を飛翔する姿を見かけたので、ゴイサギの集団ねぐらだろうと予想して行ってみると、石垣の間から伸びた木にとまっていた。色づいた紅葉との対比で白い首がよく目立っていた。

 池や川などいたるところの水辺で普通に観察できるが、この公園では多くはない。切り立った堀なので、採餌や休息する場所がないことが理由のひとつだろう。浅い池を造るか堀の中に筏を浮かべておけば、他のサギたちもたくさん集まってくるだろう。

 公園の評価のひとつに、どれだけ多くの野鳥が観察できるかを入れるべきだ。多くの野鳥が生息する多彩な環境は人にとっても良い環境と言える。 公園を設計したり管理したりする側に、このような意識を持ってほしいと考えるのは私だけだろうか。

コメント
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