今朝も秋晴れの快晴。大阪城公園に着いていきなりオオルリ♂成鳥。続いてコサメビタキ。幸先がいい。今日は良さそうな予感。
市民の森で数人と出会う。4人で立ち話ししていると見事に同じ年代だと分かる。昭和21年・22年・23年生まれ。干支はイヌ・イノシシ・ネズミ。 70数年間それぞれ苦労して頑張って生きてきたんだろう。
育った場所や環境など皆違うだろうが、同士愛のようなものを感じる。
今こうしてカメラを携え、鳥を見て生活できる日々の幸せ。感謝。お互いの健康をたたえ合って別れる。
〇オオルリ ♂3・♂若1・♀1の5羽。水上バス乗り場、音楽堂西側上、豊国神社裏、梅林南側上その他。オオルリが一気に到着した様子。
〇カワラヒワ 6羽 太陽の広場東の森。
〇コサメビタキ 4羽 太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社裏。
〇キビタキ ♂6・♀型2の8羽 市民の森、梅林南側上、梅林、飛騨の森ほか。
〇エゾビタキ 5羽 市民の森、豊国神社裏、梅林、飛騨の森。今期本種が例年に比べ多いよう。
〇トケン 市民の森で1羽が観察されるが種の特定ならず。
〇サンコウチョウ 1羽 市民の森。
〇オオタカ 1羽 市民の森。本種が現れトケンが逃げたとの話しも。
〇マミチャジナイ 1羽 沖縄復帰の森。
〇ヤマガラ 1羽 沖縄復帰の森。前にあったので今期2回目になる。同一個体かは不明だが、山から下りてきたのだろう。
〇ノビタキ 1羽 梅林。ノビタキを期待して梅林を回ったが出合いなし。飛騨の森で知人から梅林でノビタキ撮影と写真を見せてもらう。 残念。見付けられなかった。
〇トビ 1羽 時々空を見上げながら回って本種1羽を観察。
〇ハチクマ 1羽 その後山男Tさんから電話でかなり上空もハチクマ1羽通過と。
この三連休辺りからタカの渡りの見時になると予想していたが、空模様が今一つの予報。タカは昼間に上昇気流を使って有視界飛行で渡る。天候は重要。
例年大阪城公園では9月25日ごろが渡りの絶好日。この様子だと、連休明けの数日が渡りの最盛期になりそう。
◆◆サシバ(1993.9.26 梅林南上空)
ここでタカの渡りを観察するなら、退屈しないように、そして疲れないように態勢を整えることが大切だ。
近いうちに見晴らしがよく、視界の開けた場所を探して敷物を敷いて弁当にビールを用意して丸一日空を眺めて過ごすつもりだ。
ところが、日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会の日に西の丸庭園にいると、世話人をしている娘からサシバが観察されたと無線が入った。
早速芝生の上に寝て空を見上げる。眠りそうになるのをこらえていると、上空はるか彼方にゴマ粒のように見える点を発見。
双眼鏡で確認すると間違いなくタカだ。南へ向かうタカだ。日本のいたる所を通過して南へ向かっているのが実感できる。
日の岬のような距離でないので励ましの声を掛けられないが、心の中では旅の無事を祈った。