雲がだんだん薄れて青空が多くなってくる。やがて秋の空が広がる。
近年、とみに探鳥能力が落ちている事を実感する。先日も数人で立ち話している時に 「キクイタダキの声がしないなぁ」 との会話を耳にした。
あぁそうだったと・・・昔の自分を思い出した。今は無理、キクイタダキの声は聞こえない。
視力もそうだ。今朝、音楽堂西側上の小道を歩いていると、数十メートル先の道の上に鳥が。スズメくらいの大きさ。左向きで尾を上げている。胸の辺りが赤く見える。
コマドリ?こんな時期に! 急いで双眼鏡で確認すると落ち葉。えっー!もう一度肉眼で見ると間違いなく鳥の形。
近付いて行くと、落ち葉が絡まって落ちているだけ。・・・ん。聴力も視力も落ちる一方。
「人生は思い出でできている」 何かで読んだ言葉なのか。突然頭に浮んだ。若い頃は 「人生は夢でできている」 と思っていた。
しかし、今の能力でも鳥見は楽しめる、情報提供してくれる人たちもいる。決して今が悲しい訳ではない。
● ジョウビタキ ♂4♀5の9羽 不思議と 「ヒッ・ヒッ・ヒッ」 とか 「カッ・カッ・カッ」 の声は聞こえる。
● イカル 東外堀沿い 「オキクニジューシー」 よく通る声で気付いた。樹頂部に目をやると1羽のイカル。
● クロツグミ ♀1羽 音楽堂西側上、先日アオバズクが見られた辺り。枝葉の中をごそごそ動いている。いつものクロツグミらしくない動き。
● ウグイス 1羽 音楽堂西側上 「チャッ・チャッ」 と笹鳴きを続けながらツツジの中を移動する。
● キクイタダキ 沖縄復帰の森南部。今朝も2羽観察と情報を。
● ヤマガラ 2羽 キクイタダキと同じに。
● ツグミ 1羽 玉造口の木の樹頂。
● アトリ 2羽 豊国神社裏の水たまりに下りてきたと。
● マミチャジナイ 3羽 1羽は豊国神社裏の水たまりに。
● シロハラ 1羽 豊国神社裏
● アカハラ 1羽 梅林南側上桜広場
● サンショウクイ 2羽 梅林南側上桜広場上を飛翔と
● ルリビタキ 3羽 すべて♀タイプ 天守閣東側配水池、飛騨の森
水辺の鳥、ボートでも入ったのだろうか変化があった。
● カワウ 3羽 南外堀、西外堀
● ハクセキレイ 5羽 城南地区ほか
● カルガモ 10羽 人工川、北外堀
● カンムリカイツブリ 1羽 南外堀。
教育塔前の藤棚で、カモをカウントしていると60代の男性が声をかけてきた。
あれはカンムリですね? 鳥に興味があるのかと思ったが、先日数人のカメラマンが集まって撮影している時に聞いたようだ。
高知城とは違うなー。立派な石垣だ、当時の人に思いを馳せて感動の言葉。
彼は問わず語りに言う。ガンの治療のために四国から来た。切りたくなかったから、全国で数か所しかない重粒子線治療が受けられる大阪に来た。
保険が無ければ数百万円かかるので受けられなかった。旅費も滞在費もGOTOキャンペーンで助かった。
詳しく立ち入らなかったが、生死を判断する場面に出合ったのでは。しかし彼は笑顔で、まだまだ話し続けたかったようだった。
調査中なのでと後にした。彼の思いが伝わり過ぎて、励ましでもない、いたわりでもない、共感の言葉が見つからない事を知っているから。
● キンクロハジロ 42羽 南外堀、西外堀、北外堀
● カイツブリ 2羽 南外堀
● ヒドリガモ 245羽 南外堀、西外堀、北外堀
● オカヨシガモ 10羽 南外堀、西外堀
● マガモ 4羽 南外堀、西外堀
● オオバン 19羽 西外堀、内堀、北外堀
● ハシビロガモ 16羽 西外堀、北外堀
● カワセミ 1羽 本丸日本庭園池
今日のランチも京橋。大起水産の回転すし。最近使えるようになった言葉がある。「しゃりこま」 前から言葉としては知っていたが、何か気恥ずかしくて使ったことはない。
「ハマチの腹身しゃりこまで!」
寿司といえど私には酒のあて、飯が多いとすぐに満腹になって充分飲めない。結局 「しゃりこま」 で十分に酔っぱらい、ふらふらと帰宅した。
今晩の献立は金曜日の海軍カレーなので、悩むことはない。
■■イカル(1994.12.24 音楽堂西上北側)
この木の名が分からない。この実の名が分からない。
アトリ科の仲間に人気があって、次々やって来てついばんでいる。ヒヨドリも来ていたが、特にイカルやシメがよく食べていた。
葡萄の房のようにたくさん実って下がっていたが、やがて食べつくされてなくなってしまった。あるいは自然に落ちたのかも知れない。
この木にすれば、下に落ちて子孫へ繋げていくつもりか、鳥に食べられて運ばれるのが望みなのか。鳥たちと木の関係は太古の昔から続いているのだ。人も自然と共生することができるのだろうか。
近年、とみに探鳥能力が落ちている事を実感する。先日も数人で立ち話している時に 「キクイタダキの声がしないなぁ」 との会話を耳にした。
あぁそうだったと・・・昔の自分を思い出した。今は無理、キクイタダキの声は聞こえない。
視力もそうだ。今朝、音楽堂西側上の小道を歩いていると、数十メートル先の道の上に鳥が。スズメくらいの大きさ。左向きで尾を上げている。胸の辺りが赤く見える。
コマドリ?こんな時期に! 急いで双眼鏡で確認すると落ち葉。えっー!もう一度肉眼で見ると間違いなく鳥の形。
近付いて行くと、落ち葉が絡まって落ちているだけ。・・・ん。聴力も視力も落ちる一方。
「人生は思い出でできている」 何かで読んだ言葉なのか。突然頭に浮んだ。若い頃は 「人生は夢でできている」 と思っていた。
しかし、今の能力でも鳥見は楽しめる、情報提供してくれる人たちもいる。決して今が悲しい訳ではない。
● ジョウビタキ ♂4♀5の9羽 不思議と 「ヒッ・ヒッ・ヒッ」 とか 「カッ・カッ・カッ」 の声は聞こえる。
● イカル 東外堀沿い 「オキクニジューシー」 よく通る声で気付いた。樹頂部に目をやると1羽のイカル。
● クロツグミ ♀1羽 音楽堂西側上、先日アオバズクが見られた辺り。枝葉の中をごそごそ動いている。いつものクロツグミらしくない動き。
● ウグイス 1羽 音楽堂西側上 「チャッ・チャッ」 と笹鳴きを続けながらツツジの中を移動する。
● キクイタダキ 沖縄復帰の森南部。今朝も2羽観察と情報を。
● ヤマガラ 2羽 キクイタダキと同じに。
● ツグミ 1羽 玉造口の木の樹頂。
● アトリ 2羽 豊国神社裏の水たまりに下りてきたと。
● マミチャジナイ 3羽 1羽は豊国神社裏の水たまりに。
● シロハラ 1羽 豊国神社裏
● アカハラ 1羽 梅林南側上桜広場
● サンショウクイ 2羽 梅林南側上桜広場上を飛翔と
● ルリビタキ 3羽 すべて♀タイプ 天守閣東側配水池、飛騨の森
水辺の鳥、ボートでも入ったのだろうか変化があった。
● カワウ 3羽 南外堀、西外堀
● ハクセキレイ 5羽 城南地区ほか
● カルガモ 10羽 人工川、北外堀
● カンムリカイツブリ 1羽 南外堀。
教育塔前の藤棚で、カモをカウントしていると60代の男性が声をかけてきた。
あれはカンムリですね? 鳥に興味があるのかと思ったが、先日数人のカメラマンが集まって撮影している時に聞いたようだ。
高知城とは違うなー。立派な石垣だ、当時の人に思いを馳せて感動の言葉。
彼は問わず語りに言う。ガンの治療のために四国から来た。切りたくなかったから、全国で数か所しかない重粒子線治療が受けられる大阪に来た。
保険が無ければ数百万円かかるので受けられなかった。旅費も滞在費もGOTOキャンペーンで助かった。
詳しく立ち入らなかったが、生死を判断する場面に出合ったのでは。しかし彼は笑顔で、まだまだ話し続けたかったようだった。
調査中なのでと後にした。彼の思いが伝わり過ぎて、励ましでもない、いたわりでもない、共感の言葉が見つからない事を知っているから。
● キンクロハジロ 42羽 南外堀、西外堀、北外堀
● カイツブリ 2羽 南外堀
● ヒドリガモ 245羽 南外堀、西外堀、北外堀
● オカヨシガモ 10羽 南外堀、西外堀
● マガモ 4羽 南外堀、西外堀
● オオバン 19羽 西外堀、内堀、北外堀
● ハシビロガモ 16羽 西外堀、北外堀
● カワセミ 1羽 本丸日本庭園池
今日のランチも京橋。大起水産の回転すし。最近使えるようになった言葉がある。「しゃりこま」 前から言葉としては知っていたが、何か気恥ずかしくて使ったことはない。
「ハマチの腹身しゃりこまで!」
寿司といえど私には酒のあて、飯が多いとすぐに満腹になって充分飲めない。結局 「しゃりこま」 で十分に酔っぱらい、ふらふらと帰宅した。
今晩の献立は金曜日の海軍カレーなので、悩むことはない。
■■イカル(1994.12.24 音楽堂西上北側)
この木の名が分からない。この実の名が分からない。
アトリ科の仲間に人気があって、次々やって来てついばんでいる。ヒヨドリも来ていたが、特にイカルやシメがよく食べていた。
葡萄の房のようにたくさん実って下がっていたが、やがて食べつくされてなくなってしまった。あるいは自然に落ちたのかも知れない。
この木にすれば、下に落ちて子孫へ繋げていくつもりか、鳥に食べられて運ばれるのが望みなのか。鳥たちと木の関係は太古の昔から続いているのだ。人も自然と共生することができるのだろうか。