飛騨の森でメボソムシクイ2羽が鳴いたと聞く。
この春のメボソムシクイは4月29日に西の丸庭園で初認されているが、今日の2羽いよいよメボソムシクイが到着し始めた。サンコウチョウはどうか。
そしてオオムシクイが来たら春の渡りはいよいよ終わる。
昨日フクロウが保護された。このフクロウは一昨日の16時ごろ音楽堂西側でカラスに追われ南外堀に着水し城南バス駐車場南のイチョウに逃げ込んだ個体と同じものだろう。
昨日もカラスの攻撃で、玉造口南側で地面に落下し保護された。
保護した大将が晩になって元射撃場で放鳥した。元気に飛んで行ったとの事で無事を祈るばかり。
フクロウといえば、2015年4月に数日滞在したが、結局カラスに襲われて落鳥した悲しい記録がある。今回のフクロウは無事に大阪城公園を離れてほしい。
・アカハラ 4羽 みどりのリズム、市民の森
・コルリ 1羽 市民の森
・オオルリ 1羽 市民の森
・キビタキ 9羽 ♂5♀2 音楽堂西側上、市民の森、豊国神社東、梅林南側上桜広場、一番やぐら、飛騨の森、天守閣東側配水池など
・メボソムシクイ 2羽 飛騨の森
・メジロ 4羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 市民の森、梅林ほか
・カワウ 5羽 東外堀ほか
・ヤマガラ 1羽 ピースおおさか
・エナガ 14羽 ピースおおさか
■■メジロ(2011.3.10 内堀沿い)
メジロは花の蜜を吸う。そのため花と組み合わせた写真が撮りやすい。しかし動き回るのでいい構図でシャッターを押すのは難しい。
チョウも同じで、とまってくれると比較的簡単にきれいな写真が撮れる。花とチョウの。こんな時にデジタルカメラのありがたさを感じる。撮影態度としてはいい加減だが、とりあえずシャッターを押す。連射する。
後でいいのを選ぶという撮影方法だ。ランニングコストがほぼゼロだから出来る方法だ。今回は、内堀沿いの馬酔木の花だ。これもいつもと違っていい。
・大阪城公園鳥だよりの巻頭言96回 「馬酔木」より
今年のNHKの大河ドラマは「江」近江の国の浅井三姉妹の数奇な運命である。長女茶々は豊臣秀吉の側室となり、大坂夏の陣で秀頼とともに自害。山里丸には自刃の地との石碑が立っている。
大阪城公園内に秀吉を祭る豊国神社がある。全国各地に豊国神社があるが、「ほうこく神社」と発音するのは、この大阪城のものと滋賀県長浜市にある豊国神社のみである。あとはすべて「とよくに神社」と読む。
長浜に興味をもって出かけたことがある。黒壁スクエアを散策しているときに、「大通寺のあせび」という看板が目にはいった。
あせびは馬酔木と書く。以前読んだ小説の馬酔木に興味を感じ、頭の片隅に残ったままになっている植物だった。
こんな所でと、偶然見つけたことに喜んで大通寺へ向かった。しかし勘違いした事が二つあって、ひとつ背の高さの木だと思っていたこと。もうひとつは、境内にその木が植えられていると思ったこと。
結局、2月ごろに「馬酔木の盆栽展」がその寺で開かれるとのこと。時期が違って何もなく空振りに終わった。
それから数年経った今年の春の初め、内堀沿いに開く花の事をブログに書くと、「馬酔木」だとメールが届いた。驚いたことは言うまでもない。この花だったのか。こんな陽気な花だったのか。
これまで頭の中でかすんでいた事柄がすっきりとつながったように思った。大阪城公園―豊国神社―長浜―大通寺馬酔木―大阪城馬酔木。そうだったのかといった気分。
今回その後にメジロが続いた。梅にメジロはよく撮影したが今回は馬酔木にメジロだ。いい写真は撮れなかったが、大阪城公園から始まった想いの旅が、大阪城公園の馬酔木のメジロで終わったように思った。
この春のメボソムシクイは4月29日に西の丸庭園で初認されているが、今日の2羽いよいよメボソムシクイが到着し始めた。サンコウチョウはどうか。
そしてオオムシクイが来たら春の渡りはいよいよ終わる。
昨日フクロウが保護された。このフクロウは一昨日の16時ごろ音楽堂西側でカラスに追われ南外堀に着水し城南バス駐車場南のイチョウに逃げ込んだ個体と同じものだろう。
昨日もカラスの攻撃で、玉造口南側で地面に落下し保護された。
保護した大将が晩になって元射撃場で放鳥した。元気に飛んで行ったとの事で無事を祈るばかり。
フクロウといえば、2015年4月に数日滞在したが、結局カラスに襲われて落鳥した悲しい記録がある。今回のフクロウは無事に大阪城公園を離れてほしい。
・アカハラ 4羽 みどりのリズム、市民の森
・コルリ 1羽 市民の森
・オオルリ 1羽 市民の森
・キビタキ 9羽 ♂5♀2 音楽堂西側上、市民の森、豊国神社東、梅林南側上桜広場、一番やぐら、飛騨の森、天守閣東側配水池など
・メボソムシクイ 2羽 飛騨の森
・メジロ 4羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 市民の森、梅林ほか
・カワウ 5羽 東外堀ほか
・ヤマガラ 1羽 ピースおおさか
・エナガ 14羽 ピースおおさか
■■メジロ(2011.3.10 内堀沿い)
メジロは花の蜜を吸う。そのため花と組み合わせた写真が撮りやすい。しかし動き回るのでいい構図でシャッターを押すのは難しい。
チョウも同じで、とまってくれると比較的簡単にきれいな写真が撮れる。花とチョウの。こんな時にデジタルカメラのありがたさを感じる。撮影態度としてはいい加減だが、とりあえずシャッターを押す。連射する。
後でいいのを選ぶという撮影方法だ。ランニングコストがほぼゼロだから出来る方法だ。今回は、内堀沿いの馬酔木の花だ。これもいつもと違っていい。
・大阪城公園鳥だよりの巻頭言96回 「馬酔木」より
今年のNHKの大河ドラマは「江」近江の国の浅井三姉妹の数奇な運命である。長女茶々は豊臣秀吉の側室となり、大坂夏の陣で秀頼とともに自害。山里丸には自刃の地との石碑が立っている。
大阪城公園内に秀吉を祭る豊国神社がある。全国各地に豊国神社があるが、「ほうこく神社」と発音するのは、この大阪城のものと滋賀県長浜市にある豊国神社のみである。あとはすべて「とよくに神社」と読む。
長浜に興味をもって出かけたことがある。黒壁スクエアを散策しているときに、「大通寺のあせび」という看板が目にはいった。
あせびは馬酔木と書く。以前読んだ小説の馬酔木に興味を感じ、頭の片隅に残ったままになっている植物だった。
こんな所でと、偶然見つけたことに喜んで大通寺へ向かった。しかし勘違いした事が二つあって、ひとつ背の高さの木だと思っていたこと。もうひとつは、境内にその木が植えられていると思ったこと。
結局、2月ごろに「馬酔木の盆栽展」がその寺で開かれるとのこと。時期が違って何もなく空振りに終わった。
それから数年経った今年の春の初め、内堀沿いに開く花の事をブログに書くと、「馬酔木」だとメールが届いた。驚いたことは言うまでもない。この花だったのか。こんな陽気な花だったのか。
これまで頭の中でかすんでいた事柄がすっきりとつながったように思った。大阪城公園―豊国神社―長浜―大通寺馬酔木―大阪城馬酔木。そうだったのかといった気分。
今回その後にメジロが続いた。梅にメジロはよく撮影したが今回は馬酔木にメジロだ。いい写真は撮れなかったが、大阪城公園から始まった想いの旅が、大阪城公園の馬酔木のメジロで終わったように思った。