アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

友愛をいうなら…同志を批判するなよ

2010年12月13日 | Weblog
 再選された仲井真知事…怒りは治まっておりません。普天間問題で、洗濯機に入れられて洗われるような思いをさせられたわけで…。誰に?もちろん、鳩サマ…つまり、鳩山由紀夫前首相に。

 鳩サマ…失礼ながら相変わらず浮世離れしておられる。鳩山ブラザーズ、小沢さん、舛添さん…集まってどうしようというのかねえ。鳩サマ、相変わらず…ではなくますますパワーアップしている!
 菅首相が「(内閣支持率が)1%になっても辞めない」と語ったという件について、「首相が言ったのではなく、(首相の)友達が1%になっても辞めないでくれと激励した」のだと…。そもそものニュースソースはどこですか?鳩サマ御自身でしょうがぁ!菅さんが言おうが、友達が言おうが、「1%でも辞めない」これって、国民の言うことなど絶対無視するぞ!ということでしょう。それを元総理が言う…。

 東大での講演も…中身のない理想論を言いたい放題でした。

 菅さんの最小不幸社会について…菅内閣が何をしたいのか分からない。もっと、鮮明に主張すべき。「最小不幸社会」と言っているが、最小という言葉と不幸という言葉が使われているから、暗ーい、イメージになる。「最大多数の最大幸福」といった方がよい。そのほうが「幸せを求めている政治」のように聞こえる。(この言葉の使い方は、悪くはない。しかし、首相ですから、きれいに聞こえる言葉だけではダメなのです。鳩サマ自身がそのことで辞めたことに気づいていないのか?)
 しかし、「最小不幸」というものを目指す社会が果たして本当に望ましい社会かどうか?理念に基づいた政治をしろよ、菅くん。(同じ党なんだから、菅さんに直接言えばよい。どうして、東大の講演で言うのか?)

東アジア共同体という構想も、なかなか今の政権においてどこまで重視をされていかれるのか、そこも見えづらくなってきている。(だから、見えづらいものを見えやすくするのが政府の一員としての鳩サマの役目でもあるんじゃないの!)
 TPP…私はアジアの一国としての日本の生きざまを考えた時に、より東アジアにおける友好協力発展というものを考えていくのが、日本の取るべき道と考えるが。(友好協力発展とは何を指しているの?言葉は美しいが、中身が何もない)

 尖閣の漁船衝突事件のビデオですが、なぜもっと早くに公開しなかったのか。船長を捕まえて、何日か勾留を延ばしながら釈放した。その判断が果たしてよかったのかねえ。菅総理は、最大最適な結論であったと申しておりますが、果たしてそうかな。(おいおい、どうしてそれほど菅さんを批判するの?あっ!そうか!小沢さんを引っ張り出すためには菅さんに黒星をつけなければならないからなのですね。了解しました)

 中国の漁船事件が起きた。メドべージェフ・ロシア大統領の国後訪問が起きた。このような問題が、起きないようにするための努力というものを行うことが大事で、そのために理念としての友愛というものをもっと政府としても堂々と掲げていかなければならない。(ロシアに友愛が通じると思っているところがおめでたい)

 …と、東大で講演した(ほんの一部ですが)。先輩総理大臣として、政府のあり方、総理のあり方を…ぜんぜん説いてない。菅さんの批判ばかり。どれもこれも実現不可能な理想論からの批判。無責任もはなはだしい。そういう批判なら、赤ちゃんを除く日本国民の全てができます。
 ・・・菅さんは心の中できっとこう思っていますよ…
 「ア、ア、アンタには言われたくないーッ!」