日頃から、「学力、学力、学力が大事…」お題目のように主張しているが、まさか自分の身に降りかかってこようとは!
経済協力開発機構(OECD)が、国際学力テスト「学習到達度調査」(PISA)の「大人版」となる「国際成人力調査」(PIAAC)の準備を進めている。子供達のPISAの学力は、上海(都市としての調査への参加)、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィンランドなどに遅れをとっている。これは大変困ったことなのですが…大人に学力テスト…これって?もっとも3年前から準備が進められてきていましたから、いまさら実施についてコメントするところではありませんね。個人的には、実施に大賛成です。
各国の成人が、日常生活や職場で必要とされる能力をどれだけ持ち合わせているかを調べる。そして、雇用や生涯学習など各個人のライフスタイルを調べる。また、各国の経済成長への影響を検証する…
このOECDのねらい…「豊かさ」「幸福度」との関連づけというほうが説得力があるとも思うがね。
文科省は、「成人の能力と学校教育や生涯学習との関係を分析し、今後の施策に役立てる」のだと…。
家人は、すでに高校時代の参考書を引っ張り出している。かく言う私は、漢検1級の問題集を復習しはじめた。気が早いとも思うが来年の夏の実施なので、あと半年しかない…。
それで、どのような形で実施されるのか…
1 日本を含む27カ国が参加する。
2 実施は、2011年8月(結果公表は2013年)。
3 対象は16〜65歳の男女。
4 それぞれの国で、およそ5,000人を無作為抽出。
5 「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野、および「属性調査(学歴、職歴等)」。
OECDが例題を挙げている。
1 読解力に係る例題:商品の取扱説明書を読み、その商品に問題が発生した時の解決方法を答える。
2 数的思考力に係る例題:商品の生産量の表をグラフにする。
3 ITに係る例題:複数人のスケジュールを調整して、ネット上でイベントチケットを予約する
このような問題では、高校時代の参考書は役に立たないですね。漢検1級も。日々の暮らしの中で学び獲得した力、つまり「生きる学力」を調査する。
どうやって抽出されどこで試験を受けるのか…
住民基本台帳から無作為に抽出した個人宅を調査員が訪問。(調査員が持参した)パソコンを使って回答してもらう。属性調査は調査員が面接して聴取する。
ワクワクしてきます。ガンバレニッポン!難敵は、韓国とドイツ。フィンランドも侮れない。フランス、イギリス、アメリカ…さらに、非OECD加盟国からロシアが参戦する。自信があるのか?チリもOECD加盟国ではないが参加する。欧米の大人は、PISA型のテストには強そうだなあ。アチーブメントテストなら、日本の勝利間違いなしと思うが。
中国は参加しないのかって?OECDに加盟していないからなのか不参加です。中国の場合、海岸部と内陸の大人の学力差は大変大きいと思われます。つまり、平均化されてしまうと世界の上位には食い込めない。上海も参戦しない。北朝鮮ですかぁ?将軍様の言う通りにしなければ生きていけないので、「学力」など必要ないのです。餓死しそうな大人を捕まえて、「国際成人力調査」でもないわけで。
ガンバレニッポン!
ガンバレルカナニッポン!
ガンバッテモダメカナニッポン!
…「ガンバレ、ガンバレって言ったらダメ」といわれたこともありましたっけ。
日本の子供の学力は世界の頂点から転げ落ちたまま。日本の大人!見せてくれ、大和魂!格闘するわけじゃないから、大和魂は見せられないって?そうか…。世界の政治家に、「国際政治力調査」をしてもおもしろい。日本の政治家…点数は伸びないでしょうねえ。
経済協力開発機構(OECD)が、国際学力テスト「学習到達度調査」(PISA)の「大人版」となる「国際成人力調査」(PIAAC)の準備を進めている。子供達のPISAの学力は、上海(都市としての調査への参加)、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィンランドなどに遅れをとっている。これは大変困ったことなのですが…大人に学力テスト…これって?もっとも3年前から準備が進められてきていましたから、いまさら実施についてコメントするところではありませんね。個人的には、実施に大賛成です。
各国の成人が、日常生活や職場で必要とされる能力をどれだけ持ち合わせているかを調べる。そして、雇用や生涯学習など各個人のライフスタイルを調べる。また、各国の経済成長への影響を検証する…
このOECDのねらい…「豊かさ」「幸福度」との関連づけというほうが説得力があるとも思うがね。
文科省は、「成人の能力と学校教育や生涯学習との関係を分析し、今後の施策に役立てる」のだと…。
家人は、すでに高校時代の参考書を引っ張り出している。かく言う私は、漢検1級の問題集を復習しはじめた。気が早いとも思うが来年の夏の実施なので、あと半年しかない…。
それで、どのような形で実施されるのか…
1 日本を含む27カ国が参加する。
2 実施は、2011年8月(結果公表は2013年)。
3 対象は16〜65歳の男女。
4 それぞれの国で、およそ5,000人を無作為抽出。
5 「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力」の3分野、および「属性調査(学歴、職歴等)」。
OECDが例題を挙げている。
1 読解力に係る例題:商品の取扱説明書を読み、その商品に問題が発生した時の解決方法を答える。
2 数的思考力に係る例題:商品の生産量の表をグラフにする。
3 ITに係る例題:複数人のスケジュールを調整して、ネット上でイベントチケットを予約する
このような問題では、高校時代の参考書は役に立たないですね。漢検1級も。日々の暮らしの中で学び獲得した力、つまり「生きる学力」を調査する。
どうやって抽出されどこで試験を受けるのか…
住民基本台帳から無作為に抽出した個人宅を調査員が訪問。(調査員が持参した)パソコンを使って回答してもらう。属性調査は調査員が面接して聴取する。
ワクワクしてきます。ガンバレニッポン!難敵は、韓国とドイツ。フィンランドも侮れない。フランス、イギリス、アメリカ…さらに、非OECD加盟国からロシアが参戦する。自信があるのか?チリもOECD加盟国ではないが参加する。欧米の大人は、PISA型のテストには強そうだなあ。アチーブメントテストなら、日本の勝利間違いなしと思うが。
中国は参加しないのかって?OECDに加盟していないからなのか不参加です。中国の場合、海岸部と内陸の大人の学力差は大変大きいと思われます。つまり、平均化されてしまうと世界の上位には食い込めない。上海も参戦しない。北朝鮮ですかぁ?将軍様の言う通りにしなければ生きていけないので、「学力」など必要ないのです。餓死しそうな大人を捕まえて、「国際成人力調査」でもないわけで。
ガンバレニッポン!
ガンバレルカナニッポン!
ガンバッテモダメカナニッポン!
…「ガンバレ、ガンバレって言ったらダメ」といわれたこともありましたっけ。
日本の子供の学力は世界の頂点から転げ落ちたまま。日本の大人!見せてくれ、大和魂!格闘するわけじゃないから、大和魂は見せられないって?そうか…。世界の政治家に、「国際政治力調査」をしてもおもしろい。日本の政治家…点数は伸びないでしょうねえ。