アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

やっぱ、蛤さんはダメだった!

2010年12月14日 | Weblog
 どうなっちゃってるんでしょうか!何がって?「礼儀を知らない無法者国会議員の台頭」です。小沢さんが再び総裁の地位を狙う動きをしているということかって?その前の段階ですがね。
 「友愛で、普天間も尖閣諸島も北方領土もなんとかなる」というお考えの議員さんがおられる。
 「法務大臣は誰にでもできます。答弁は2つ覚えておけばいいから」と、うそぶく議員さんも。この人たちは、理想の世界に生きていたり、支持者へサービスしようとして、立場を忘れてしまったりで、礼儀を知らない無法者というわけではない。

 ではどんな議員さんが礼儀を知らない無法者か?
 「議会開設120年記念式典(11月29日)」が、天皇皇后両陛下御臨席のもと、参院本会議場で厳粛に進んでいた。秋篠宮御夫妻も来られていた。
 最高裁長官が祝辞を述べているさなか、携帯電話の着信音が鳴り響いた。誰の携帯電話かって?某野党の国会対策委員長の携帯電話でした。これはダメです。問責に値するんじゃないかって?あのね…野党の国会対策委員長ですよ。問責できるわけないでしょう!問責決議は、「国または地方自治体の議会において、政治任用職にある者(閣僚のこと)、または議会の役員(議長・委員長のこと)の責任を問うことを内容として行われる決議」ですから。

 つまり、その野党の国会対策委員長が、礼儀を知らない無法者なんだなだって?その人一人なら、「台頭」などという表現は使いません。もっと悪い国会議員がいたのです。
 議会開設120年を祝うために秋篠宮御夫妻が国会へ来られたのですが、天皇皇后両陛下の御入場を起立してお待ちになっておられた。(予定では、秋篠宮御夫妻はいったん着席され、天皇皇后両陛下の御入場の際に起立してお迎えすることになっていた)
 しかし、秋篠宮御夫妻は、そのようなキセルのようなことをする方々ではない。御入場まで、ずっと起立されていた。

 その時事件は起こった!与党の国会議員が…
 「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と…!
 国会の予算委員会、本会議じゃないんだから…や、野次は御法度でしょう!しかも、宮家に対して!
 桜内文城参院議員(みんなの党)のブログに書いてあるんだから、ねつ造とかわい曲ではないでしょう。

 当該野次議員は、「秋篠宮たちが座らないと、国会議員が座れないとは言った。しかし、宮様に直接言うはずがないべさ」と…。つまり、言った事実は認めたわけだ。
 国会議員って、起立していることに耐えられないのですねえ!座りたくてしょうがない。そのため、非難がましい指図をするような野次を飛ばす…。「オレ様はこう思うんだから、言うよ!例え相手が誰であろうともね。日本は、言論の自由だから」ということなのでしょう。
 「非礼の極み」であることなど…教えても分からないでしょう。最近仕入れた名言…「教えなければ分からない奴は、教えても分からない」正しくこの非礼の極み国会議員がその代表例ですね。

 天皇皇后両陛下御臨席の式典に、携帯電話のスイッチを切らない、皇族に対して、非難・指図の野次を飛ばす…このような国会議員が跋扈しだした。…国民がしっかりしなければだめだぁ…。

 で…朝令暮改で申し訳ないが…中井洽さん(路チューさん。通称、蛤さん)は、「おもしろい、いい人だった」としましたが、元に戻します。ダメな人でした。秋篠宮様に、「早く座れ」と野次ったのが、実は蛤さんだった。すでに事件としては埃をかぶってしまいました。蛤さんとしては海老蔵サマサマ。マスコミの関心は、海老蔵に向かっていますから。
 蛤さんは否定しているが、いくら否定してもテレビカメラは見ていた。天皇陛下御夫妻が着席されると同時に、蛤さんが着席。残心というものがない。これは、失礼を通り越して非礼です。
 やれやれ、国会会期末…携帯電話と野次かよ。日本という国、政治がなくなってしまったのか…。