アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

米寿オヤジに喝を入れられ、報復に出た…品がない

2010年12月04日 | Weblog
 88歳の荻野光男さんが、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で開かれた航空祭で祝辞を述べた。荻野さんは、自衛隊を後援する「入間航友会」の会長を30年も務めている。航空祭の招待客は、約3,000人。
 で…、荻野さん、祝辞の中で、「菅政権をつぶして自民党政権に」と…。これは荻野さん一流の政治への喝。過去には、自由民主党に対しても同様のことを述べられていた。毎年、祝辞に政治への喝を入れてこられたのです。

 この30年、政治へ喝を入れてもなんの問題も起こらなかった…しかし、今年は違った。
 「菅政権をつぶして自民党政権に」に対し、民主党が反応した。報道では、「北澤俊美防衛相ら政務三役が激怒した」とのこと。激怒するのは勝手だが、報復攻撃に出た。これが民主党の情けないところ…。子供の喧嘩と同じ…。それともイスラム原理主義と同じなのか…?どんな報復に出たか…。

 次官通達を出した。
(1)政治的行為と誤解されることを行わないよう参加団体に要請せよ
(2)誤解を招く恐れがある場合は参加を控えさせよ
 あれあれ、民主党って…?ロシア、北朝鮮、中国、ミヤンマー(日本政府が認めているところの)と、根っこが同じであることは誰でも知っていることですが…。政権を執っているからには、民主主義でお願いしたかったのに。「三つ児の魂百まで」で、言論の封殺に出た!
 これは、まずいです。確かに、自衛隊法には、「政治的行為の制限」が明記されている。しかし…、一民間人の、「菅政権をつぶし…」と、いう祝辞が、自衛隊法の適用を受けるのか?受けるわけがない!法律の知識などない私でも解ること。
弁護士でもある仙谷由人官房長官は、「民間人であっても一定の発言制限は必要だ」と。「一定の発言制限」って何?「言論の自由」と声高に叫んでいたのは、誰だっけ?曖昧模糊、我田引水、朕は国家なり…。

 88歳の荻野さんは、脳の血管が切れるほどの怒りよう。これは、国民が全員怒らなければならない問題ですけどね。「民主党に弓を引きそうなヤツは、自衛隊の行事へ入れるな」というのですから。バカな前法務大臣の発言が火縄銃なら、次官通達は核搭載のテポドンです。
 野党が情けないから、このままウヤムヤで終わるのでしょうけどね。

 入間基地のお祭り関係で、民主党議員の横暴さが白日に晒されました。この度の航空祭ではなく、7月に行われた納涼祭でのこと。
 民主党の松崎哲久衆院議員が、車を呼び寄せる際に、「特別扱いしない」と言った隊員に、「おれをだれだと思っているんだ!」と、恫喝。この恫喝のセリフ、古風ですねえ!久しぶりに聞きました。東大卒、ハーバード大学修士終了…この学歴だと、「おれをだれだと思っているんだ!」と、言えるのでしょうか?頭はいいかもしれないが、ショボイヤツですよ。
 結局、車の呼び寄せは特別扱いされた。松崎さんは、「やればできるんじゃないの」と評価…!
 そこで、隊員が、「二度と来るな!ゲス野郎」とつぶやくと、松崎さんは「もう一度、言ってみろワレェ」とつかみかかろうとした。(注:「ゲス野郎」と「ワレェ」は、私が調子に乗って付け加えたもので、隊員および松崎さんは言っておりません。松崎さん自身は、「もう一度、言ってみろ」も言わなかったとも。このレベルの低さ!本当にハーバードへ行ってたのか?もっとも、入るだけなら私でさえ入ったことがありますよ、ハーバードに。しかも何度も。日本からお客さんが来られる度に…)

 政権を獲ってしまうと、育ちがでてしまうのですねえ。品がない。