アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本がドイツに追いつかなければならないこと

2010年12月25日 | Weblog
 ドイツ人…頭脳優秀、フィジカル面も優秀、誠実、質素、信頼できる…ポジティブな評価ばかり!もっとも、私の独断と偏見からの評価ですがね。今年も、ドイツのブラウワーさん一家からクリスマスカードが届いた。この20数年ずっと続いている。(ブラウワーさんは化学の博士)
 カードは必ず手作り。細かな手作業で作られた見事なカードである。そして、カードとは別にA4版の紙に印刷された家族の写真が同封されてくる。その裏面には、この1年間の家族の様子がびっしりと書かれている。文面は、英語。ドイツ語で書かれたら、翻訳に1年かかってしまいます。

 家族の写真で、おそらく日本と決定的に違うのは、年々家族が増えていくという所です。どういうことか?知り合った頃は、ブラウワー夫妻と3人の子供の5人家族でした。子供が一人生まれて、6人家族に。長女が結婚して7人家族。二女が結婚して8人家族。長女に赤ちゃんが生まれて9人家族・・・そして23年経った今は、14人家族となっている。
 今年の写真は、14人写っている。なお、お断りしておかなければならないことがあります。14人の中に、犬のディノ、ネコのイエッティ、カメのモッカも含んでいます(モッカは、広大な庭に放し飼いされている。ゾウガメを小型にしたようなリクガメ)。ちょっとした自慢なのですが、ドイツの「バッド・クロツインゲン」という田舎町に住むブラウワーさん宅へ行ったことがあるのです。レンタカーで!フランクフルトの近くと聞いていたので、辺りを走り回ってとうとう家を見つけたのです。日本のオヤジもなかなかやるもんです!

 ブラウワー博士が制作に携わったという話は聞いておりませんが、ドイツで、犬の形をしたおもちゃが人気商品になっている。犬のおもちゃぐらい日本にもたくさんあるのですが、ドイツのものは、「ウンコをする」。

 日本では、ミルク飲み人形は作っても、ウンコたれ人形は作らない。それが良くない。日本人は、「ウンコ」に対し、「汚い」「下品だ」「食事中にウンコの話をするな!」…このような傾向がある。それが悪い!「ウンコ」を解放しなければならない。どうしてか?
 日本の教育現場には、「学校でウンコができない子供たち」の存在がある。このことが子供に与える影響は計り知れない。いじめ、不登校、鬱…人生を変えられてしまいます。
 どうして学校でウンコができないのか?日本人の全部ではないが、「ウンコ」を汚いなどと敵にしている。ですから、「学校でウンコをする=罪悪」。そして、学校でウンコをしたことがバレると、いじめられ恥ずかしくて、この世から消えてしまいたくなる。
 「ウンコは、汚くもないし、下品でもない。涙、鼻水、ゲップ、あくびと同じ。ウンコをしない人間はいない。だから、学校でもウンコしようよ!」このように教育しなければなりません。このような、宣伝活動を「AKB48」にやってもらうと、効果が上がるのですがね。「私達も、学校でウンコしていまーす!」これで、何万人の子供が救われるか!

 ドイツでは、ウンコは解放されていますから、おもちゃの犬にウンコをさせる。価格はおよそ、3,300円。
 「(食べさせることもできるので)たくさん食べるとたくさんウンコすることを学べる」
 「犬の散歩をするときはフンの始末をすることを学べる」
 「複数人で遊べるので(ウンコが、リアルな効果音とともに、ポトリと落ちたところをスコップでキャッチする。3つキャッチしたプレイヤーが勝者)、ルールを守ることが学べる」
 …解放が急がれます…