鹿児島中央駅に戻ったのは18時42分。駅近くのホテル「タイセイ」に荷を下ろす。この時期はシーズンオフなのだろう、インバウンド需要でやたらホテル料金が高騰している昨今4,500円とは嬉しい料金だ。とにかくシャワーがあって寝れればいい。
鹿児島市は人口60万人弱と思ってたより大きい街だ。ひと休みしてから飲み屋の集中する繁華街の天文館通りへ行ってみることにした。大きな川の橋を渡ると、コートを翻して誇らしげな大久保利通の銅像がライトの中に浮かび上がっている。鹿児島といえば利通さんより西郷どんだよなぁ。適当に横道に入ったりして20分近く歩いたろうか、天文館通りまで来るとやはり飲み屋がたくさんあり賑やかだ。早速居酒屋探訪を始めるがどうもいけない。何軒か覗いてみたが若者向きの賑やかだったりお洒落な店ばかりでこれはと思うような店は見つからない。基本的にネット情報には頼らず歩いて探すのだが、大きな都市の繁華街では大抵若者や観光客相手の店ばかりで吉田類の酒場放浪記的なオヤジに優しい店にはなかなか出会えない。今まで当たりの居酒屋はほぼ中小都市だった。そんなこんなで腹もかなり空いたので、来る途中に見かけて保険としてチェックしておいた全国展開するチェーン店の「来来亭」に行くことにした。
初めて入るチェーン店だがメニューが結構あって腹を満たすということだけなら十分だ。カウンターに腰を下ろし、生ビールお得サイズとギョーザ、手羽先、キムチをタブレットで注文する。ビールで喉が潤った後は角ハイボール濃いめを追加し試食用の梅干もかじる。最後にラーメンで〆。あっさりスープにコクのある背油を入れたスープという触れ込みでこれはこれで旨かった。最初他の客が食べているのを見た時には麺が細いゴム紐みたいな感じだったが、食べてみるとこのスープにこの麵はありだろうと納得。好みは人それぞれだが自分的には旨いと思った。これで3,000円弱、侮るなかれチェーン店。変な居酒屋で頭の中での計算と会計が結構違っていて、オイオイお通しいったい幾らなんだい?という後味の悪いこともない。一応、鹿児島(で)ラーメンを食べたということで・・・
ホテルへ戻ってポケットに入れておいた万歩計を見ると2万歩を超えていた。寝落ち確定だ。 続く
学生時代に、やはり鉄道名所、肥薩線おこばるーぷだっけ?行きました。今は本数がとんでもなく少ないんでしたっけ?珍しく動かない宿で泊り、翌朝人吉経由肥薩線で小林から宮崎だったかなぁ。
続き、期待してます。
>来来亭、私も好きです... への返信
矢岳駅~大畑駅はいつか行ってみたいと思っていましたが、水害で今不通ですね。廃線になってしまうでしょうか?JR三大車窓が姨捨駅だけになってしまいました。